【冬の時期】腰痛は本当に冷えが原因なの!?【答え:気のせいです】

健康

 

寒さが苦手な腰痛患者さん 長野さん
冬は寒くて体が縮こまるの~、私の腰痛冷えからきているはずなんだけど、いくら体を温めても良くならないのはなぜじゃ?

そもそも、本当に寒さからくる冷えが腰痛の原因なのかね?

 

今日はこんな疑問に答えていきます。

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本記事の内容

  • 腰痛と冷えの関係性を真逆の視点で解説
  • 体を冷さない正しい3つの方法
プロ整体師
整体師のニャンちゅうです。
この記事を書いている僕は、元理学療法士で現役の整体師です。(腰痛専門です)

これまで計3万人以上の腰痛患者さんを施術した経験があるので、わりと参考になるかなと思います。

 

寒い冬の時期になると多くの人が感じている冷え問題。

私の整体院では腰痛と冷えとの関係性を気にする患者さんが多い印象です。

 

そこでプロの整体師ニャンちゅうが腰痛と冷えに関する考え方を真逆の視点から解説します。

「きっと私の腰痛の原因は冷えや寒さからきている」と考えているあなたはぜひ参考にしてみてください。

 

それでは解説していきます。

 

※この記事は5分で読めます。



 

腰痛と冷えの関係性を違った視点で解説

 

よくある腰痛と冷えとのお話

● 寒いと体が縮こまるから腰が痛くなる

● 手足が冷えると血流が悪くなるから腰が痛くなる

 

寒くなると上記のような話はあなたも一度は聞いたことがあると思います。

 

でもこれって本当なのか考えたことがありますか?

 

よくある一般的なお話ではあまり面白くないので腰痛の専門家が違った視点でリアルを解説することも大切だと思うのでぜひ参考にしてみてください。

 

腰痛と冷えの関係性は? 答え:そう思いたいだけ(気のせいです)

 

体が冷えるから腰が痛くなる!

 

多分、上記のような腰痛と冷えに関する話はほとんどの人が信じています。

 

確かに腰痛と冷えの関係性は0%ではないかもしれませんが、ほとんど0%に近いと思ってください。

 

正直、腰痛の原因が冷え(寒さ)だと理由にしている場合は結論から言うと「後付け」でしかないということです。

 

要するに実際は全く別の理由で腰痛が起きているにも関わらず冷え(寒さ)を都合良く無理やり原因にしようとしているだけの人がほとんどだということです。

もっと端的に言えば「冷えというその言葉に逃げている」だけです。

 

多くの人が寒さが原因だから仕方ないという方向にもっていきたい、ただそう思いたいだけというのが私のリアルな結論です。

 

この腰痛と冷えを関連づけている人は言ってみれば逆に「腰痛の原因が分かっていない」証拠でもあるということを表してしまっています。

 

プロ整体師
「寒いから腰が痛い」というのは気のせいです♫

 

温めても改善していない人がほとんどがリアル

 

一歩譲って、寒さや冷えが腰痛に影響しているとしましょう。

でも本当に体を温めることで腰痛は改善したんですか?ということを多くの人に問いたいですね。

 

多分、多くの人が

・温かいお風呂に入る

・腰に温かい湿布を貼る

・たくさん服を着こむ

・ホッカイロを貼る

・靴下を3枚以上履く

・整形外科で温熱療法を行う

・布団にくるまる

 

上記のような体を温めるということを少なからずしてきていると思います。

 

でも多分おわかりの通り現実は体を温めても腰痛は改善していないんですね。

 

ということは体が温かいから腰痛が治るわけではないし、寒くて体が冷えるから腰痛になるわけでもないということが言えます。

 

なので、体を温めて腰痛が治る、もしくは腰痛にならないのであれば世の中の腰痛患者さんは誰も苦労しないということです。

 

このような誰もが簡単にできる方法に腰痛の根本的な解決策はないということを理解するべきです。

 

長野さん
実際、体を温めていてもワシの腰痛は治っとらんな・・・。

 

「思考停止」している証拠

 

腰痛の原因は冷えだと思っている人は、完全に思考が停止しています。

 

厳しい言い方かもしれませんが本当にそうです。

 

だいたいそういう人は冬場の寒い時期でなくても、夏はエアコンのせいで冷えるなどといい夏場の暑い時期でも腰痛は相変わらずのはずです。

 

思考停止している人は、テレビの情報やネットの情報に踊らされています。

要するにテレビで言っていることは全部正しいと思い込み、メディアが「腰痛の原因は冷えです。」

みたいなことを言われると何も考えず信じ込んでしまいます。

 

これをいわゆる「思考停止」と言います。

 

自分でしっかり勉強したり考えることをしないと理由が明確でないぼんやりとしたメディアの情報がいつの間にか自分の考え方を作り上げてしまっているのです。

 

プロ整体師
一つの社会洗脳みたいなものですね。

 

思考停止の状態にならないように普段から自分でしっかりと考えることが重要です。



 

腰痛に関係ないけど・・・。 体を冷やさない正しい3つの方法

 

腰痛に関係があるとかないとかというよりも、体は冷さない方が当然いいです。

 

しかし、そもそも体を温める意味を間違えている人が非常に多いです。

 

内部から温めることが最も重要であり、いわゆる基礎体温を上昇させるのが重要なのです。

そこでどんな事をすれば本当に体を冷やさないようにすることができるのでしょうか?

 

長野さん
体を内側から温めるっていうのはどういう意味なんじゃろうな??

勉強不足じゃな・・・。

 

 

その①:脈が触れるところを温める

 

手袋や靴下、帽子などで手先、足先や頭を温める

これ実は一番やってはいけない体が冷えてしまう方法です。

 

体を本当に温めるなら脈を触れることができるところを温めるといいです。

具体的には、

・橈骨動脈(手首)➡ アームウォーマー

・足背動脈(足首)➡ レッグウォーマー

・腹大動脈(お腹)➡ 腹巻

・頸動脈(首)  ➡ マフラー、ネックウォーマー

 

このあたりの表面に血管が走行しているところが本当に温めるべきポイントです。

プロ整体師
手先や足先や頭などの熱放出が起きる部分を覆ってしまうと逆に冷えの原因になります。

 

その②:ビタミン・ミネラルを積極的に補給

 

ビタミンとミネラルが不足していると食べた他の栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)が上手く機能しません。

特に細胞1つ1つでの熱産生が起きずらくなってしまいます。

(1つ1つの細胞が熱産生しています)

 

体を本気で温めたいと思ったら食事の見直しは重要で特に現代人が不足しているビタミン・ミネラルの積極的な補給は必須になります。

中でもビタミン・ミネラルが豊富で具体的なおすすめ食材は以下の通りです。

●野菜

●フルーツ

●海藻・魚

●ナッツ類

●キノコ類

 

プロ整体師
いわゆるバランス良く食べることが体を内側から温めるポイントですね!

ビタミン・ミネラルを意識して食べるだけで自然とバランスよい食事に近づけます。

 

 

その③:常温の水を飲む

 

3つめは常温の水を飲むように意識することです。

水分不足は血液の流れに関係し、「水滞(すいたい)」とも言われますが、水が手足の末端にとどまり循環に問題が出てきます。

しっかりと水を飲んで体内の水分を循環させてあげることが重要です。

「飲んだら出す」

この基本的な体のサイクルが低下すると体は慢性的に冷えてきてしまうのです。

水の中でもできるだけ常温の水を飲むことをおすすめします。

 

冷えた水は体を逆に冷してしまう要因になるので注意が必要です。

水を飲むのが苦手な人はペットボトルに入れて飲んだり、ウォーターサーバーで飲むなどの工夫が必要かもしれませんね。

プロ整体師
このあたりのウォーターサーバーは安心して使えます。

丸霧島天然水飲むシリカ

毎日、自然と水が飲めるような環境・状況を作ることがとても重要ですね!

プロ整体師
私はちなみに3リットルは飲むようにしていますよ!

 

腰痛は冷えが原因だと思う前に考えるべきこと

 

腰痛のあなたが冷えが腰痛の原因だと思う前に、考えて欲しいことがあります。

 

●本当の原因を探そうとしているか

●自分を甘やかしていないか

●現実から逃げていないか

●楽な選択ばかりしていないか

●都合の良い言い訳ではないか

 

冷えが腰痛の原因だと思い込んでいる人は、上記に当てはまる人がほとんどだと思います。

これでは正直いつまで立っても改善しない可能性が非常に高いです。

 

冷えを原因にせずに、しっかりと本当の原因に向き合うことがなにより重要です。

 

体を温めることは1つの健康という大きなくくりでみれば必要ですが、腰痛と冷えは別として考えることが重要なのです。

 

まとめ

 

それでは最後に今回のまとめです。

 

【腰痛と冷えのまとめ】

【その①】腰痛に冷えはほとんど関係ない 寒さのせいにしたいという後付けと気のせい

【その②】体を冷やさない3つの方法

● 脈が触れるところを温める

● ビタミン・ミネラルを積極的に補給する

● 常温の水を飲む

【その③】腰痛は冷えからきていると思う前に、本当の原因を探そう

 

そのためには、まず自分に向き合い、都合の良い言い訳、選択をしないことが重要

では今日はここまでになります。

冬の時期は腰痛に関わらず体を冷やさないようにしてくださいね。

 

ではまたニャ~=^_^=

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