こんにちは、元理学療法士で現役整体師のニャンちゅうです=^_^=
いつも整体師ニャンちゅうの健康ブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は「インスリンが効かない? 肥満は糖尿病の原因です!」という内容のお話しをしていきたいと思います。
● 糖尿病の原因を知りたい人
● どんな人が糖尿病になるのか知りたい
●糖尿病で悩んでいる人
上記のように糖尿病の原因を知りたい人に向けて記事を作成しています。
最近、太ってきたし、年齢的にも糖尿病に不安があるあなたに今回は肥満と糖尿病の関係を業界に入り11年になる元理学療法士で現役整体師の私が分かりやすく解説します。
ぜひ最後までごらん下さい。
糖尿病の原因は? 肥満になるとインスリンが効かない?!
糖尿病の原因はズバリ「肥満」です。
と言う事が今回の結論になります。
糖尿病の人ってほぼほぼ太ってるんじゃないの?って思っている方も多いと思いますので、解説していきます。
肥満と糖尿病の関係性を理解するには糖尿病はなぜ起こるのか?を知る必要があります。
更にこれを理解するためには血糖値を少しだけ理解しましょう!
人間の元気・パワー(エネルギー)の源になるものは、大きく分けると3つあります。
②タンパク質
③脂質
の3つですが、人間が活動するためにはエネルギーを食事から摂取できるこれらの栄養素で得ています。
血糖値は、この3つのうち炭水化物(糖質)を摂取することで上がります。
何となくこのあたりまではご存知の方も多いのではないでしょうか?
そもそもあなたの体には恒常性(ホメオスタシス)という機能があり、常に体を一定の状態に保っています。
米やパン、ラーメンなど炭水化物(糖質)を食べると血液中に糖が入ってきます。
体は一定の状態に維持しようと、入ってきた糖の一部を肝臓や筋肉、脂肪などで貯蔵します。
要するに血液中の血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌されて血液中の糖を脂肪に変えて皮下脂肪、内臓脂肪として蓄積します。
血糖値を下げるという体の仕組みは、インスリンによって糖を脂肪に変えているだけなのです。
ポイントは糖は脂肪に変わるということ。ということは肥満になり脂肪が多くなると糖を脂肪に変換することができなくなってきてしまいます・・・。
肥満が糖尿病の原因になる本当の理由は?
例えば、雪山で遭難した時に少し太っている方が生存できる可能性が高いなんて話を聞いたことはないでしょうか?
これは脂肪がついているからです。
脂肪はエネルギーを貯蔵しており、いざとなれば脂肪がエネルギーに変わるのです。
だから生きていられる可能性が痩せている人よりも少し高くなると言われるのです。
雪山では脂肪があった方が良いかもしれませんが普段は違います。
上記で説明したようなインスリンが糖を調整する体の機能として正常に働いていれば問題ないのですが、肥満になる事でインスリンが効かないという事態が生じてしまいます。
これをインスリン抵抗性といいます。
すると血糖値を下げるためのインスリンが効かなくなるために血糖値は上がりたい放題となり、ついには糖尿病という状態になるのです。
運動などもせず脂肪が増え、いわゆる肥満の状態になると脂肪側が許容範囲を超えます。
肥満になり体に脂肪がつきすぎるとインスリンが糖を脂肪に変える働きが低下してしまうのです。
インスリン抵抗性によって肥満体型の人は普通の体形の人と比べると明らかに糖尿病になり易くなってしまいます。
まとめ
少し難しかったでしょうか?
繰り返しですがまとめます。
肥満になれば、インスリン抵抗性によって血糖値を下げるためのインスリンが効かなくなりその結果、血糖値は上がり続けるので糖尿病になるもしくは悪化すると言えるのです。
更に高血糖が続き膵臓が機能しなくなると今度はインスリン分泌不全が起こり今度は外からインスリン注射をする必要性が出てくるのです。
最近、太ってきたなという人は今からでも重い腰をもちあげて運動をし少しでも脂肪燃焼を促す事をオススメします。
肥満になるだけで糖尿病になる可能性は上がりますからね。
と言うわけで今回はここまでになりますがいかがだったでしょうか?
肥満は糖尿病の原因ということを今回解説した内容を理解したうえで覚えておきましょう!
この時期に家にこもるとついつい食べ過ぎてしまうあなたは要注意ですよ!!!
今日はここまでです。
それではまたニャ~=^_^=