今日はこんな疑問に答えていきます。
開業してから8年間でたくさんの患者さんを診てきた経験をもとにプロとしての考え方を書いています。
整体や病院でもそうですが、どのくらい通院する必要があるのか?とかどのくらいの間隔やペースで通うべきなのか?というところは絶対に気になるところですよね。
そのあたりをプロの目線で解説していきます。
参考にどうぞ!
本気で治したいなら自分で【通院頻度】を決めるな!
まず通院頻度で大切なことは、「患者さんが自分で通院頻度を決めないこと」です。
例えば、よくあるのが初回の来院後、次に来院するのが1ヵ月後とか2ヵ月後みたいなケースです。
もうこれをしている時点で、残念ですが治りません。全くフォーカスしていないからです。
いきなり患者さんのペースで通院を許可するということは、すなわち「治らない」ことを意味します。
なぜかって?それは単純に「患者さんが体の事について素人」だからです。
これは患者さんを別にバカにしているとか中傷しているわけではありません。
実際、その通院頻度にはなんの理由もないし、ただ自分の都合に合わせているだけのなんとなくだからです。
腰痛でもひざの痛みでも、どのくらい悪くなっているのかは患者さんによって違います。整体師としてプロは患者さんの体の状態を見極めてできるだけ最善の方法や治療頻度を提案しているわけです。
だから本気で治したいと思っている患者さんであるあなたの方が先生から提案された治療計画にある程度合わせていく姿勢がないといけないのです。
そうでないと整体師も神様ではありませんので改善することが難しくなってしまいます。
どんなペースでも治るということは絶対にありえません。
僕もそうですが、治る状態に導くことはできません。
まずは素直に聞いて、何とか予定を確保するというのは治したい患者さんにとってとても大切なことです。
治る人はキャンセルをしない、自分の体を優先する
改善しない人の大きな特徴として、先に入れていた予約をキャンセルして後から入った別の予定を優先している人です。
改善しない人の特徴です。
そこには色々な事情があるかと思いますが、やはり治らない人は何かしら理由をつけてはすぐにキャンセルをしてしまいます。
キャンセルをすると結局のところ、患者さんであるあなたのペースになっていってしまっています。
知らず知らずのうちにペースを患者さん側に握られてしまうケースです。
先ほどもお伝えした通りあなたのペースでは治るものも治らないことを理解しなくてはなりません。
人間は優先順位というものがピラミッドのようになっています。
家族の事とか仕事とか、趣味みたいなものがピラミッドの頂点にある人がほとんどですが、自分の体の事になるとピラミッドの一番下の端っこにおいてしまっている人がものすごく多いです。
こんな状態では、絶対に治ることがありません。
家族や仕事の順位を落とせとはいません。
ただ、自分の健康な体が合っての家族だし、仕事だし、趣味だということを多くの人が忘れてしまっています。
もう一度言いますが、治る人は「キャンセルをしない、自分の体を優先する」これだけ覚えておけば大丈夫です!
自分で壊した体だという自覚がないといつまでも治らない
多くの患者さんは自分がなんで腰痛になっているのか、膝が痛くなってしまったのか全く分かっていません。
人間の体は意味や理由がなく体の調子が悪くなることは絶対にありません。
「天気」のせいとか「遺伝」だとか「年齢」のせいって仕方がないと思えるようなありきたりな理由をつけて自分に向き合おうとしていません。
自分で壊した体だという自覚が全然ないことが一番の問題なのです。
整体師である私はあくまでもあなた自身が治そうとしていることをサポートするのがお仕事です。
あくまでも自分で治すものです。他人に依存していて体を自分で治そうとしないのであれば、一生治ることはないです。当然です。厳しくもなんでもないです。
多くの人は、本当のことを言いません。なんとなくごまかし続けているような状態なので治るはずがありません。
患者さん側の無知と甘えがいつまでも治らない要因になっていることをしっかりと誠心誠意お伝えするべきなのです。
本気で治したいあなたにおすすめの通院頻度は?
最後に、プロである整体師が本気で治したいあなたにおすすめできる通院頻度は、最低でも週に1回~2回は必要だと考えています。
体は常に元の状態に戻ろうとします。だから短い期間で繰り返し施術を行わないとどうしても最初の内は悪い方に戻っていってしまいます。
重症な方であればなおさらです。
それがあらかじめ分かっているので、週に1~2回という回数を遠慮なくしっかりと提案します。
まずは痛みの症状が軽減し、消失するまではできればこのペースを保ちたいものです。
痛みがなくなってきても安心はできません。この時期に油断するとまた痛みがぶり返すことがあるからです。
ですが、まずは上記のような頻度を保つことで改善していきます。繰り返しになりますが最初にもお伝えした通り、「患者さんが通院頻度を決めないこと」が大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
通院の頻度に悩んでいる人は参考にしてみてほしいのですが、ここまでぶっちゃけているブログも少ないかと思います。
治すためには患者さんに変に遠慮している場合ではありません。
少し大変でも改善するためにちゃんとしたことをお伝えすることが正義だと思います。
とにもかくにも、正しい通院頻度で健康的な体を目指して行きましょう!
ではまたニャ!=^_^=
結果重視で、とにかく改善したい人はどうすればいいでしょうか?