「テニスで肩を痛めない体の使い方を教えてください。」
前回のテニスで肩を痛めない体の使い方とは?①体幹の回旋に引き続きテニスに関するこんな疑問に答えていきます。
整体師のニャンちゅうです=^_^=
☑本記事の内容
- テニスで肩を痛めない体の使い方 ②肩の外旋
肩を外旋できない
テニスの時に必要な肩の動きは「外旋」という動きになります。
字の通り、肩を外に旋回するような動きです。
サーブを打つとき、来たボールを打ち返すとき、ボレーやロブなどのすべてのショットで必要な肩の重要な動きであり肩を痛めたときに最も動きの制限が出やすい動きになります。
テニスというと前にスイングする動きが注目されがちですが、後ろに引く動きができるかがとても重要になります。
肩の外旋は主に3つ
肩の外旋という動きは3つの外旋に分かれます。
- 1st外旋(小さく前ならえ)で外側に動かす 約60°動く
- 2nd外旋(ボールを投げるような位置) 約90°動く
- 3rd外旋(胸の前でアイーンの位置) 約110°動く
の3つです。
(よくわからない人は別に覚えなくていいです)
これは手の位置によって呼び方が変わるだけで全て同じ外旋という動きになります。
この外旋という動きに制限があるとテニスのラケットを振る際に大きな影響が出てしまいます。
肩の内旋筋が硬い
肩が内側に入ってしまっていると肩の外旋ができなくなってしまいます。手打ちの状態になると余計です。
肩の内旋にかかわる筋肉は、
①肩甲下筋
②大胸筋
③広背筋
④大円筋
あたりの筋肉になります。
治療では肩の内旋筋の硬さをとり、ストレッチをかけていきます。
すると外旋の動きが出やすくなってきます。
肩の内旋筋が固まり、外旋の動きが出ないでプレーをしている状態では肩に負担がかかり痛めてしまう原因になるのです。
まとめ
テニスで肩を痛めないようにするには肩の外旋の動きがスムーズに出るようにしてあげることが重要です。ぜひ参考にしてみてください。
肩関節自体に動きの制限があったり、手打ちのような状態でスイングをしていると肩を痛めるだけではなく、プレーの質も下がりますからね。
テニスでのパフォーマンスを上げるためには普段の練習だけでなく体の構造も理解していくことが重要ですね!
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今日はここまでになります。
最後まで見てくださってありがとうございます。
ではまた(^^♪