【腰が軽い】腰痛ベルトの正しい使い方と選び方【本質も理解しよう】

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腰痛ベルト好き
腰痛の時にベルトはつけたほうがいいですか?

また腰痛ベルトどういう時につけるのが正しいですか? 自分にあう腰痛ベルトの選び方も分かりません。 腰痛ベルトに関して分かりやすく教えてください。

 

今日はこんな質問に答えていきます。

 

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腰痛になった人が真っ先に思い浮かぶのが「腰痛ベルト」です。

しかし、そもそも腰痛になった時に本当に腰痛ベルトを使うべきなのかを悩んでいる人も多いと思います。

腰痛ベルトに関してほとんどの人が、本当につけていいものなのか、よく分からずになんとなく使っているというのが現状です。

腰痛を治すためにはどのように腰痛ベルトに対する考え方をもてばいいのか、腰痛を治すためには腰痛ベルトをどう使えばいいのかという本質の部分を解説していきたいと思います。

 

自己紹介です
この記事を書いている私は、35歳の元理学療法士で現役整体師のニャンちゅうです。

開業から5年目の2021年4月現在も月の予約が常に埋まり続ける腰痛専門の整体院を経営しています。計3万人以上の施術経験があるので「腰痛ベルト」に関することならわりと参考になるかと思うニャ♪

 

 本記事の内容

◆ 腰痛ベルトは腰痛に効果的なのか?

◆ 腰痛ベルトの正しい使い方とは?

◆ 腰痛ベルトを選ぶ時のチェック項目

◆ 腰痛ベルトの本質を理解しよう

 

※この記事は5~7分で読めるように作成しています。

 

ではさっそく腰痛ベルトについて解説していきます。


【結論】腰痛ベルトは腰痛に効果的なのか?  答えは・・・。

 

まずは結論からお伝えします。

腰痛ベルトは腰痛に効果があるかと聞かれたら腰痛を瞬間的に和らげるには適していますので、答えは効果ありの「YES」です。

しかし、腰痛ベルトを巻いただけで腰痛が根本から治せるかという点でいえば非常にグレーに近いということは最初にお伝えしておきましょう!

 

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【効果あり】腰痛ベルトは筋肉の収縮を抑えてくれる

 

腰痛ベルトが腰痛に効果があるという理由は、ベルトで腰のまわりを固定することによって余計な筋肉の収縮を抑えてくれるからです。

特に腰痛のときには腰がぐらついているという感覚がある人が非常に多いです。

 

腰痛は、腰の不安定さやぐらつき感が出やすいです。もう少し正確に言えば腰椎の不安定さ(動きすぎ)が原因で周りの筋肉がその動きを止めようと必要以上に筋肉が収縮(縮む)を起こすことで痛みとなっています。

 

だから腰痛ベルトを使って固定することで必要以上に筋肉の収縮を抑え込むことができるのです。これが腰痛ベルトをつけているときに瞬間的に腰痛が柔らぐ大きな理由です。

 

ニャンちゅう
腰痛ベルトは痛みが強い緊急時にはとても役に立つんだニャ~(^^♪


腰痛ベルトの正しい使い方とは?

 

そんな腰痛には有効的な腰痛ベルトですが、正しい使い方をしらないと逆に腰痛を悪化させることだってあります。

どんなに優れたベルトでも使い方を間違えれば効果は期待できなくなってしまうので「腰痛ベルトの正しい使い方」理解しておく必要がありますね。

 

では腰痛ベルトを使うまえに注意するべきポイントも抑えておきましょう!

 

腰痛ベルトを使う時に注意するべき5つのポイント

 

腰痛ベルトを使う時の注意するべき5つのポイント

❶ 1日中つけっぱなし

❷ きつく締めすぎ

❸ 股関節が動かしにくい位置につけてしまう

❹ 意識が痛い腰に向いてしまう

❺ あらかじめ外す前提で使い始める

 

上記の5つのポイントは腰痛ベルトをつけるなら抑えておきましょう!

 

❶ 1日中つけっぱなし

 

腰痛ベルトやコルセットを腰が痛いからと言って一日中つけている人がいます。

実はこれ一番やってはいけない腰痛ベルトの使い方です。

 

ベルトに依存しすぎてしまい、一日中つけている人は痛みを抑えるためではなく、不安という感情を抑えるためにつけてしまっているというのが腰痛ベルトをつける意味になってしまっているといったほうが正しいでしょう!

 

また一日中つけていると自分で力を使わなくなるので、長期間に渡り使用し続けていれば筋力の低下をひき起こすこともあります。

 

仕事で重たいものを持つときや運動などの体に負荷がかかる時だけ装着するようにするのが腰痛ベルトの本来の正しい使い方です。

 

❷ きつく締めすぎ

 

腰痛ベルトをとにかくきつく締めて使ってしまうのもNGな使い方の一つです。

 

腰痛があるときはベルト自体をきつく締めたいという気持ちはよ~くわかります。確かにきつく締めればより固定されると考えるのが普通なのでどうしてもきつく締めてしまう傾向にあります。

 

しかし体は外部から強い圧迫が持続して加わると、逆に筋肉が硬くなってしまいます。

 

腰痛ベルトの締めすぎがかえって腰回りを硬くしてしまい腰痛が悪化する原因にもなりかねないので、腰痛ベルトをしめるときは適度な圧迫にとどめておくことが重要です。

 

❸ 股関節が動かしにくい位置につけてしまう

 

骨盤にひっかけるように装着する腰痛ベルトですが、つける位置を下にさげすぎてしまうと股関節が動かしにくくなり腰痛の原因につながります。

 

股関節の動きを妨げるような腰痛ベルトのつけ方をするとかえって腰痛が悪化する原因になるので股関節がなるべく広げやすく動かしやすいような位置にベルトを装着するように心がけるといいです。

 

腰痛ベルトもつけ方やつける位置によって効果がなくなるどころか、逆に悪化させることにもつながるので注意が必要です。

 

ニャンちゅう
腰痛ベルトを巻いたあとに、股関節が十分に動かすことができるか確認しよう!

 

❹ 意識が痛い腰に向いてしまう

 

腰痛ベルトを装着している間は自然と腰に意識が向いてしまいます。

腰痛のときに痛い腰に意識が常に向いているというのは正直あまりよくないです。

 

よく何か他のことをしているときには痛みを忘れているなんてことがありますよね。

それと同じで意識が他に向いており、腰に意識が向いていないと痛みを感じていないなんていう瞬間は人間であればあるのです。

 

腰痛ベルトをつけるとどうしても腰に意識が向きがちなので、そのあたりを理解したうえであまり腰を気にせず生活することができるようなマインドでいることが大切ですね。

 

❺ あらかじめ外す前提で使い始める

 

腰痛ベルトは使い続けるというよりは本当に痛いときにサポートしてくれるという感覚でいたほうがいいです。

決して根本的に改善するためのものではないですし、できれば腰痛ベルトも外すことができればと願っている人も多いと思います。

 

腰が痛いときに腰痛ベルトを使うことは悪いことではないですが、あらかじめいつかは腰痛ベルトを外す前提で使い始める」ということが大切です。

 

腰痛ベルトは、本当にあなたがつらいときだけ助けてくれるとても「優秀な臨時の助っ人」のような存在なのです。

 

腰痛ベルトを使う際に前提知識として上記の5つの項目を抑えておくことをおすすめします。

ぜひ参考にしてみてください。

 

ではここからは自分に合うような腰痛ベルトを探すにあたり選ぶ時のコツやポイントを紹介していこうと思います。


腰痛ベルトを選ぶときのチェック項目

腰痛ベルトは選ぶ際に重要なチェックするべき項目がいくつかあります。

いくつかのポイントはベルトを買う前に事前に抑えておきましょう!

 

(1)ベルトの幅

 

まず大切なのはベルトの「幅」です。

人によって好みが分かれますが、まず幅によってつけた時の見た目が変わります。

幅が狭いものであれば服の上からでは腰痛ベルトをつけているかつけていないか分からないくらいのものもあります。

腰にベルトをつけているのを他人に知られたくない人や、大げさに見られたくないという人は幅の狭いベルト」を選ぶことをおススメします。

反対に見た目は全く気にしないし、効果が優先という人はやはり幅が広い腰痛ベルトの方が固定性や支持性は高いです。

 

どんな風に使いたいのかに合わせて幅を選択するといいです。

 

(2)サポート強度

 

サポート強度も重要です。

少し強めの支持性が欲しい場合、幅広のタイプを選ぶのが良いです。

腰全体をサポートできるような幅広のタイプは骨盤や背骨を中心とした腰の安定性を求めるにはちょうどいいです。

細かい固定力の調整がきくようなアジャスター(調整機能)みたいものがついていれば、よりサポート強度を微調整することができるのでおすすめです。

 

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(3)通気性

 

通気性を求めるのであれば、あまり幅広のベルトはおすすめできません。

どうしても幅が広がると通気性も悪くなる傾向にあります。

 

そもそも腰痛ベルトを長時間つけていたりしなければいいのですが、夏場や仕事などで汗をかいたりすると蒸れるので通気性を求める方はコンパクトな腰痛ベルトで少し生地の間に隙間が空いているものを選ぶと良いかもしれませんね。

 

(4)柔軟性と動きやすさ

 

腰や背中にあたる部分に金具などのプレートが入っているタイプの腰痛ベルトはサポートの強度は高いです。

いっぽうで体の動かしやすさを考えるとやはり動きにくくなってしまうので、金具ありタイプと金具なしタイプの2種類、もしくはいくつか種類を持っていて場面やその時の状態に合わせて使い分けることができるとベストかなと思います。

 

日常的に動く場面が多い人はプレートなどの入っていないタイプを選ぶと良いと思います。

 

(5)サイズ

 

腰痛ベルトはサイズ」も重要です。

自分の体形に合わせて腰痛ベルトも選ぶ必要がありますが、あまり小さいものを選ばないほうがいいです

「大は小を兼ねる」という言葉があるように、自分のサイズより少し大きいものを選ぶことでベルト選びで失敗することがなくなるはずです。

 

ニャンちゅう
機能や見た目などを考慮しなければ、個人的には「柔らかく幅広タイプの腰痛ベルト」を推奨するニャ!


腰痛ベルトを使うなら本質を理解しよう!

 

腰痛ベルトを腰痛を治すものだと勘違いしている人がいますがそれは違います。

決して腰痛ベルトを巻くことで腰痛が根本的に治るわけではないということを踏まえたうえで腰痛ベルトを使い始めるといいでしょう。

 

腰痛ベルトがどんなものか分からずに「このベルトさえ巻いていれば治るだろう・・・。」と過度な期待を持っている人が多いですが、腰痛ベルトはあくまでも、痛みが強いときに一時的にサポートしてくれるものだという認識をもっておくといいです。

 

そのほうが間違った使い方をせずに腰痛と向き合えるからです。

腰痛ベルトを使う際にはまずは腰痛ベルトの有効範囲や意味を本質から理解しておくことが重要です。


まとめ

 

腰痛ベルトはどういう時にどんな使い方をするべきなのかを理解することが重要です。

 

まとめ
  • 腰痛ベルトは痛みが強いときに使うことで筋肉の余計な収縮を抑えてくれるという理由で効果的
  • 腰痛ベルトを使う時に注意する点は5つ

 ①1日中つけっぱなし ②きつく締めすぎ 

 ③股関節が動かない位置につける ④意識が腰に向けている ⑤外す前提で使い始める

  • 腰痛ベルトを選ぶ時のチェック項目を抑えておこう

 幅、サポート強度、通気性、柔軟性動きやすさ、サイズ

  • 腰痛ベルトの本質は腰痛を根本から治すことではなく痛みを一時的に抑えてくれるもの

 

腰痛ベルトは万能というわけではないですが、腰痛になってしまった直後や動かなくていけないときには腰痛ベルトがあると強い味方になってくれます。

 

正しい腰痛ベルトの知識や使い方を理解して腰痛ベルトを上手に使うようにしてみてください。

今日はここまでになります。

 

ではまたニャ~=^_^=

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