慢性的な変形性膝関節症はリハビリをすれば本当に改善するのか?

健康

 

【変形性膝関節症の患者さん】

「数年前からお医者さんに変形性膝関節症】と言われていて歩くと膝の内側が痛いんだけど、どうすれば改善するのかな?」

「過去にリハビリとかいろいろやってきたんだけど、あんまり効果を感じなかったから他の方法を考えなきゃと思ってます」

「できることなら手術も避けたい思ってますが・・・。一体どうすればいいのか分かりません・・・」 「誰か助けて下さい!!!」

 

このようなお悩みに対して解決方法をお伝えしていきます。

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本記事の内容

●変形性膝関節症とは?

●変形性膝関節症がリハビリで本当に改善するのか?

●変形性膝関節症のリハビリ以外で改善する方法

 

【この記事を書いているニャンちゅうの信頼性】

この記事を書いている私は月250回以上施術を行っている整体師(元々理学療法士としてリハビリもやっていました)で、開業から3年目の現在も慢性的な変形性膝関節症を中心とした膝痛患者さんを中心にどこに行っても治らないような患者さんだけを日々診させて頂いています。 毎日多くのひざ痛患者さんと向き合い、90%以上の変形性膝関節症の方が半年以内にひざ痛を感じることなく歩けるようになり再発せずに維持できているというお声を多く頂けるようになりました。

気になる方は当院のHP載せておきますので見て下さい→整体院葉音~Hanon~公式ホームページ

 

                  【記事概要】

今回はその変形性膝関節症(膝OA)のオリジナル改善ノウハウをご紹介します。 本記事では、実際に慢性的な変形性膝関節症の患者さんからいただく悩みにお答えしていきます。長年のひざ痛でお悩みの方はぜひご覧ください。

今回は、ひざ痛の中でも慢性的な変形性膝関節症に関するお話です。

かなり悩みの深い方が多い変形性膝関節症ですが、歩けなくなる可能性が非常に高い疾患ということから自然と悩みは深くなり易いです。今回は特にリハビリなどをやったが変形性膝関節症が改善していない人に向けた内容で【根本から改善】させるための考え方や方法など改善を目的とした変形性膝関節症のあなたのためになりそうな情報をお伝えしていきます。

膝の症状はひどくなりやすいですが諦めるにはまだ早いです。

私の経験に基づき独自に解説していきますのでぜひ参考にしてみて下さい。

では早速見ていきましょう!

 

変形性膝関節症とは? 【簡単に解説】

変形性膝関節症は、長年の体への負担や加齢に伴う退行変性で膝が変形を起こし痛みが出てしまう病気です。

よく街を歩いていても膝が横へ広がっていたり、逆に内股になってしまって膝を痛そうにして歩いている方をよく見かけます。やはり8:2くらいの割合で女性の方に多い印象ですね。年齢は50歳代以降の人がほとんどです。

症状は膝の歩行時痛安静時痛が特徴で、いわゆる歩いている時や寝ている時、または何もしていなくても膝に疼痛を感じている人が多いです。特に歩いている時は非常に苦痛であり、自分はこのまま歩けなくなるんじゃないかと思うほどの痛みと不快感が伴います。

また放っておくとどんどん悪化する病気なので、早めに対処して改善していかないと手遅れになりがちな傾向にもあります。

ひどくなれば、歩けなくなり車椅子や寝たきりにもなる怖い病気です。(今まで実際にそういう方をたくさん診てきています。)

まずここからは変形性膝関節症がどんな病気なのかポイントを絞って整体師の目線で解説してみようと思います!

 O脚タイプとX脚タイプを判別しよう!

変形性膝関節症は大きく2つのタイプに分かれます。

変形性膝関節症の2つのタイプ

・O脚タイプ・・・膝が外側に広がっているタイプ

・Ⅹ脚タイプ・・・膝が内側に入りこんでいるタイプ

の2タイプです。

この両者はある程度パッと見た目で判別が出来ますが、見ただけで判別がつくのは明らかな変形がある人だけです。

ちょっとした見た目では判別がつきにくい人ももちろん大勢います。まずは自分がどちらのタイプなのかを見極める上で 、脛骨(けいこつ)というすねの骨を見ていくことをオススメします。

✔ 簡単!変形性膝関節症のチェック方法

仰向けで寝た状態で脛骨(すねの骨)を触れたらそのまま下に(指の方向)たどってみて下さい。

脛骨の延長線上が親指と人差し指の間に入るとだいたい良い位置としてみることが出来ますが、この延長線が通常の位置から内側(親指側)に軸がずれるとO脚タイプ、延長線が外側(小指側)にずれるとX脚タイプという見方が出来ます。

パッと見で区別がつかない人でも脛骨を見るとO脚かX脚かは判別する事が出来ます。 私が経験してきた割合としては、7:3くらいでO脚タイプの人が多いかなという感じです。

O脚タイプの人は膝の内側痛があり、X脚タイプの人は膝の外側痛を訴えることが多いのも大きな特徴になりますね。

もちろん変形の程度にもよりますが、個人的な意見としてはX脚の方が改善に時間がかかる印象は強いですね。

 慢性化すると改善に時間がかかるのが変形性膝関節症

基本的にほとんどの方が慢性化しているの変形性膝関節症。

気づいた時には大分ひどくなってしまっているので、改善しようと思うとある程度の時間がかかるという傾向があります。

悪くなって何十年も経過している症例もかなり多いのでなるべく慢性化する前に改善の努力をする事が重要。

ちょっとやそっとの体操や筋トレなんてやったくらいでは改善できないのが正直に言って変形性膝関節症の実際のリアルな所です。

でも全く改善できないわけではなく慢性化している影響が大きい為、改善にはある程度の時間を要するという事をあらかじめ理解しておくといいです。

案外簡単に早く治るんじゃないかと思っている人も多いのでこんな話もしておきたいと思います。

最低でも改善には6ヶ月程度の継続した努力は必要だと考える必要があると言えます。重症度により個人差はありますが、しっかり改善に取り組めば長いといっても1年かからないくらいで改善していきます。

最初は症状が出ているのは片方だけ、でも実は両方悪い!?

変形性膝関節症で多いのが、初めはどちらか片方だけに症状が出ているという事。

例えばあなたは右膝に変形性膝関節症の症状があるとします。自分は右側だけ悪いんだと思いこんでいる人が非常に多いのですが、実はそんなことありません。

実は多くの人がすでに両方共が悪くなっている事が非常に多いのです。

今、片方だけ症状が出ているのは特に症状の強い方というだけです。症状が寛解してくれば、かなりの高い確率で反対の膝にも症状がではじめるのです。

「こっちも悪くなってしまった」と考えてしまう人がいますが、もともと両方共に悪かったんだと思っていたほうが精神的なショックも少なくなります。

※ちなみに私は施術の際は、最初の段階から症状が出ていない側も施術をしていきます。なぜなら両方共に悪いという考え方が元々あるからです。

「私は反対も悪かったのか…」とショックを受ける人も多いのであらかじめ両方ともに悪いんだというマインドセットでいるといいですね。

【重要】骨棘がなければとりあえずOK

変形性関節症の中でも軟骨がすり減りすぎて、ついには骨同士がぶつかり合い削れることで「骨棘(こつきょく)」という骨のトゲを形成してしまう事があります。

この骨棘が出来てしまうと、レントゲンをみれば良くわかりますが関節面がトゲのような形状になってしまっているので関節面自体の物理的な問題が生じてきてしまいます。

基本的には骨棘がある場合、TKAやUKAと言われるような人工膝関節を入れるような手術が必要になってしまいますのでこの場合は病院へ行く必要がありますので、整体とかマッサージなどでは適応できないケースもあるというところは知っておくと良いです。 逆に骨棘が形成されていなければ整体などで十分改善の余地はあるといえます。

当院でも変形性膝関節症と診断されていても手術せず改善している人は多くいますからね。

何としても骨棘ができてしまう前にどうにかしたいところですね。

 人工関節の手術した後なのになんで・・・。

なぜか人工関節の手術後なのに症状がまた出てしまっている人が結構います。

現に手術さえやってしまえば大丈夫なのかと思っていたら、2~3年経ってまた膝に以前のような症状が出てきてしまったという人が実際に当院に多く来られています。

実は大きなリスクを背負って手術までしたのに症状が再発してしまうケースは意外に多く、決して不思議なことではありません。

この再発は手術で関節自体はよくなっているかもしれませんが、あなたの動作の仕方や、生活習慣は手術前と何も変わっていない為に、また今までと同じように膝に負担が集中してしまうために再発を起こしているのです。

また、手術している人は関節自体は人工関節な訳ですから数年でそんなに簡単には劣化しませんよね。ということは関節自体の問題ということはよほどのことがない限り考えにくいですよね。

 ここでこのように考えてみて下さい。

あなたの変形性膝関節症の症状の【原因】が関節自体にないとしたらどうでしょうか?

関節自体を人工関節で改善させたとしても再発するということは原因が確実に違う要素としてある証拠なので再発しても当然のことだといえると思います。

実は手術後に、症状が再発する方は関節自体には問題がなく、筋肉や筋膜、軟部組織などの関節以外の要素に問題がある事が非常に多いという事を知っておくといいと思っています。 むしろ、関節が変形を起こしているのも元をたどれば筋肉や軟部組織系が大きく関与しているのが実際の所です。

元を絶たない限り人工関節の手術をしたとしても再発はまた起こりうるという事が私の持っている結論です。

ところであなたは本当に変形性膝関節症ですか?

今からえっ!?っていう話をします。

あなたは本当に変形性膝関節症ですか?という事をもう一度考えてみて欲しいと思います。

患者さんからお話を聞くと、「変形性膝関節症という診断は出たけど特に病院では何もしてくれない。でもひざの痛みは現にあるし、診断名がついたからものすごく気になってしまっています。」という方がいました。

診断名がつくと人間は自分についた変形性膝関節症という診断名ばかりが気になって、それに大きくとらわれてしまいます。でも何もすることはない…。って言われたらどうしていいかわからないですよね。

でもそういう方の多くは、症状がすぐに改善できることが多いです。

なぜかと言うと病院で何もしないということは、病院で何か出来る段階ではないということなんです。その段階だということは変形性膝関節症でというよりは、全身の筋・筋膜関係が原因でひざ痛が出ている事が高確率であるのでまだ改善できるチャンスなんです。 要するに、変形が起きているせいで症状が出ているわけではないんですね。

当院では実際にひざに関係した筋肉・筋膜を調整すれば症状はなくなる人が多くいる訳ですからそういうことですよね。

診断名=症状ではないので診断名にとらわれすぎてしまうと視野が狭くなり、選択肢の幅がなくなってしまうので要注意です。

 

ここまでは変形性膝関節症の特徴やよくあるパターンを独自の視点で解説していきました。

次は、変形性膝関節症の病態がある程度分かった上でリハビリと変形性膝関節症についてのお話です。

変形性膝関節症を改善させていく際に手術以外の方法で多いのが「リハビリを頑張ってやっていましたが全然改善する気配がなくて・・・」って方。

このリハビリで改善する気がしませんという方が非常に多いのでこのあたりのお話しをしたいと思います。

 変形性膝関節症をリハビリで改善させることができるのか?

結論:もちろんやり方次第だが、筋トレや物理療法、運動療法中心のリハビリだけでは慢性的な変形性膝関節症の改善は難しいと考えています。

その理由を解説します。

基本的な患者さんの悩みは「疼痛」「関節可動域制限」である事、またそれに伴う歩行障害や動作制限を強いられることにある。この2つをなくすことを大前提として本当にリハビリで改善できるのかを考えていきたいと思います。

 

「改善」とは何を持って改善言うのか?

改善とは?と聞かれると非常に答えが難しいが、私個人としては人によって改善という言葉の基準が違ってくると思っています。なのでその人にとっての改善でいいと思います。

色々な改善例

・痛くなくなれば改善

・ひざの曲がり方が良くなれば改善

・歩けるようになれば改善

・正座が出来れば改善

どれも改善でいいと思います。

しかし、改善に向かってリハビリをすすめていく上で一つの傾向として患者さんと相談して目標は決めているのにも関わらず、少しずつルートを外れ徐々にセラピスト側だけが満足しているようなリハビリになりがちなのが現実。

前置きした通り、多くの場合は「疼痛」「可動域制限」に悩んでいる人が大半なわけなので、そのあたりに強くフォーカスしていかないと筋トレや歩く練習だけでは心の底から改善したと患者さん側に思ってもらうことができないと感じています。

そのことについて以下で説明します。

変形性膝関節症に対するリハビリは【筋トレ】になりがち

変形性膝関節症を改善するためのリハビリは、なぜか筋トレになりがちという事。

変形性膝関節症患者さんの中には【膝周りの筋トレをして筋肉で補強できるようにすればひざ痛は軽減する】というコンセプトのもと、膝伸ばしやスクワット、タオルつぶし、お尻上げなどを中心に筋トレを行っている人が非常に多いです。

これは正直、指導している側に非常に問題があってリハビリの場面では、変形性膝関節症に対して筋トレや運動療法だけを指導しているセラピストが多いことも、筋トレをやり続けている変形性膝関節症の患者さんが増えている要因だと思っています。

先ほどお伝えした通り、「疼痛」と「可動域」が患者さんの主な悩みにも関わらず、力をつけるための筋トレで「補強」という考え方のもと慢性的な変形性膝関節症を改善しようとするのはナンセンスではないでしょうか。

※使えていない筋肉を筋トレしているという反論もあるでしょうが、今痛みが強い時期にやることではありません。

また、ひざ痛がある状態での筋トレや運動療法が優位になってしまう事は患者さんにとってもかなりつらいものであると感じています。

筋トレは必要以上に膝を意識しすぎてしまったり、鍛えることで逆に膝への負担になっている他に、私の経験上運動療法や歩く練習をすることで【リハビリをやっている感】を患者さんに与え改善していないにも関わらずやっている満足感だけはあるという状態に陥ってしまいます。

その状態が続くとそのうち悪化の経過をたどるという事を知っておくと良いです。

解説したような理由で筋トレばかりやっていると実際の患者さんに聞いているのでそのような感想を持っている人も少なからずいるようですね。

変形性膝関節症のリハビリは【歩く練習】が多くなりがち

筋トレ以外にもう一つリハビリとして多いのが【歩く練習】が多くなりがちという事。

リハビリでとにかく歩く練習をしているという人がかなり多いです。

歩く練習をしている人の多くは、まだひざ痛が全然ある状態の方です。

膝が痛い状態で歩く練習をするのはどうでしょうか? 患者さん目線に立つと結構辛いですよね。

私は変形性膝関節症の患者さんが痛くて歩く姿勢が崩れたり、代償運動が入らざるをえない状態で歩く練習をする事に疑問を感じています。

長い目で見るともちろん歩く練習というのは必ず必要なんですが、その前に上手に歩けるような体の状態をある程度作っていく事が優先なのではないかと思います。

「疼痛」がなく、「関節可動域制限」がある程度解消された上で歩く練習をしていくと歩く練習の意味が出てきますし、効果も高いと考えます。

なので変形性膝関節症で歩くのが辛いのに、歩く練習ばかりやっている方は一度リハビリの進め方を見直すといいですね。

動作改善や予防には優れているリハビリ

疼痛や関節可動域が改善してくれば、そのあとの動作改善や予防などにおいては高い効果を発揮するのが筋トレや歩く練習などのリハビリです。

私の持っている考え方は、疼痛や可動域が改善してきて苦痛が軽減してきたらその人に合わせて軽い運動療法や動作改善を指導していくと本当の意味で改善に向かうかと思います。

もちろん全てのリハビリが筋トレと歩く練習だけで成り立っているわけではないので語弊が無いように、元理学療法士としてはリハビリももちろん必要だという事はお伝えしておきたいと思います。

改善というワードを考えた時に、今回ご紹介したような筋トレ・歩くなどのリハビリだけでは不十分であることが多いと感じているので正しいリハビリの立ち位置やとらえ方を個々人それぞれが持っておけるとよいのではないかと思います。

 

では次にリハビリ以外で変形性膝関節症をどのように改善させるのかという部分について考えていきます。

ポイントは関節や筋肉の位置関係や状態を直接改善していく事にあります。

以下でその解説をしています。

変形性膝関節症をリハビリ以外で改善する方法は?

ここからは【筋トレ・歩く練習以外の方法】で改善する方法をお伝えします。

軟骨がすり減っているから仕方ない!?

変形性膝関節症で特徴的な所見として有名なのが軟骨のすり減りがあるという事。軟骨がすり減ってしまっているから仕方ないといわれれるか、手術や注射しかありませんといわれがちですが実はそんなこともありません。

 軟骨自体は一度すり減ると修復しないため、別の方法を考えるしかなくそのあたりをどう考えるのかが重要になっていきます。

中でも徒手的に改善していく方法をお伝えしていきます。

徒手的に関節や筋肉の位置関係や状態を直接改善していく方法を大きく2つご紹介します。

2つの改善方法

1.関節可動域を拡大すれば改善する

2.荷重の分散をすると改善する

関節可動域を拡大すれば疼痛は軽減する

疼痛と可動域を考えていくうえで、どちらが大切かと言う事。

答えは関節可動域】です。

疼痛にフォーカスしすぎないという事が改善への一番の近道だという事をまずはお伝えしておこうと思います。

痛みにフォーカスしすぎる人は改善していかない傾向にあるので関節可動域にフォーカスしていくと良いです。

この関節可動域制限が出ている状態で歩いたり、動かしたりするので痛みと言う症状が出ています。

シンプルに関節可動域を拡大していけば疼痛は軽減します。

 大事なのは膝ではなく股関節と足関節の可動域制限

この可動域制限は膝関節自体の制限ももちろんありますが、ここで私が考える関節可動域制限は股関節足関節の可動域制限を指します。

基本的に軟骨がすり減り、関節が変形しているので膝関節に可動域制限が出ていますが、その前に股関節や足関節の動きが悪くなったことが膝に負担をかけ、可動域制限を作る要因になっているという事です。

この仕組みは、各関節の構造や関係性を理解すると分かるようになっていきますが、結構難しいので仕組み自体は今回は割愛します。

なので股関節や足関節の可動域制限を拡大していくと自然と膝の関節可動域まで改善していきます。

 荷重の分散を図ると軽減する

変形性膝関節症の患者さんは前半でO脚タイプとX脚タイプに大きく分かれるとお伝えしました。それぞれの状態で骨同士がぶつかる場所が異なるので、今回は最も多いO脚タイプの人を例に解説します。

ひざの内側に負担がかかるO脚タイプ

O脚タイプは膝の内側に負担がかかります。軟骨がすり減った部分で骨同士が膝の内側でぶつかるので膝の内側や膝下あたりもしくは中の方に痛みが出る傾向にあります。

お尻から足の外側にかけて負担が継続的にかかると荷重が膝の内側にかかるようになってしまうので膝の内側に痛みが出る傾向にあります。

なので内側への荷重を外側にも分散させていくと膝痛は改善していきます。 この荷重の分散は筋肉をコントロールする事によって可能です。

分散の方法は負担のかかっている足の外側(ラテラルラインという筋・筋膜ライン)にかかっている負担をなくしていくだけです。

 

これらの関節可動域の拡大荷重の分散で変形性膝関節症の症状を普通に改善していくことができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

あなたの形性膝関節症はまだ改善する事が出来ます。

今回ご説明したようなリハビリで改善していない方はこの記事がリハビリのあり方を考え直す機会になればうれしく思います。

ぜひこの機会に筋トレ・歩く練習などのリハビリだけでは改善をさせることは難しいということは理解しておくと良いです。

いつまでも快適に歩いて、普段通りの生活が出来るように今のうちに改善の努力をしてみて下さい。

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