こんにちは、32歳現役整体師のニャンちゅうです(^o^)丿
今日は肩甲骨の下に痛みがある人に向けた悩み解消記事です。
肩甲骨周りが痛い事ってよくありますよね?
肩甲骨が痛いと言っても上とか下とか内側とか・・・。様々な場所に分かれると思いますので、今日は肩甲骨の下が痛い人に向けて痛みを自分で解消するための有効な方法を解説する内容になりますのでぜひ参考にしてみて下さい。
・痛いところをマッサージしても改善しない人
・自分で肩甲骨の痛みを改善したい人
・身近な人の肩甲骨の下の痛みをとってあげたい人
この記事を読めば…。
肩甲骨の下に感じる痛みを自分でも改善する事が出来ます。
痛い所をマッサージしても改善しないという事実に気がつけます。
【記事の信頼性】
この記事を書いている私は現役の整体師(3年目)で元理学療法士(8年)でもあります。
今まで合計2万人以上の患者さんの体を見てきた実際のリアルな現状と、経験から考える体のお悩み解消法をこの記事を通して発信しています。
現在は、腰痛・ひざ痛専門整体院を経営しどこに行っても改善しない違和感・不調を訴える患者さんを中心に体全体のお悩みをトータルで解消させる施術で、予約は常に9割を超え、月の施術回数は毎月250回を超えています。改善後もケア目的で多くの方が通院しており、再発もほとんどなく2年以上経過という人も多いです。
そんな現役バリバリの整体師のニャンちゅうがあなたの体のお悩みを解決していきます。
実際の施術に興味があるという方はこちらの公式HPをご覧ください。→整体院葉音~Hanon~公式ホームページ
~記事の概要~
肩甲骨の痛みって肩がずっと重たい感じがして嫌ですよね。
気分まで、悪くなってしまう人もいると思います。そんな時に簡単に自分で何とかできたら楽だし最高ですよね。
今回はそんな肩甲骨の下の痛みで悩んでいるあなただけに抜群に効果のある改善方法をお伝えしようと思います。
3分ほどで読み終わる内容ですのでぜひ最後までご覧ください。
肩甲骨の痛みは位置異常が起きている証拠
肩甲骨の痛みは、肩甲骨の位置異常が起きている証拠です。
肩甲骨は下記の通りに位置異常が生じやすいです。
・外転(外側に動く)
・前傾(前に傾く)
上記のような肩甲骨の典型的な位置異常のパターンは覚えておくといいです。型にはまった歪みや位置異常ばかりではないですが、地球の重力を考えれば当然の話。
基本的には肩甲骨も重力に逆らえず、下に落ちながら、外側にゆがんでしまうのが地球人が背負うべき受け入れるべき法則です。
自分でゆがみ自体を認識するのは難しいかと思いますが、上記のようなズレ方をしているんだなくらいで思っておいてもらうといいです。
痛いところを触っても一生改善しない話
あくまで私が過去に多くの患者さんを診てきた経験で話をしますが、
“痛い所にマッサージ、湿布を貼ったり、温めたりして改善した人を見たことがありません。”
今回も同じ事が言えます。肩甲骨の痛いところを一生懸命触っていても一生改善しません。
多くの人が気がつき始めている通り、そろそろ痛い所を触るのはやめた方がいいですね。
本当の問題点をしっかりと見つけてそこにアプローチしていけばいいだけですね。
このあたりは以下の記事でも解説してるのでぜひ参考にしてみて下さい。
痛いところを触るなら、繋がりを使えばいいだけ
痛いところは触らずに、体の繋がりを使うと簡単に改善する事ができるようになります。
簡単にお伝えすると
”肩甲骨の下に繋がっている所を緩めてあげる”
たったこれだけです。
なるべく簡単にお伝えしていきます。
繋がりと言っても適当に触るのはNGです
繋がりと言うと、適当に周りを片っ端から触ってしまう事がありますが、これはNGです。
・痛い所の近くを触る
・適当に予想でそこらじゅう触る
上記の触り方をすると、改善するどころか余計に痛い所を増やすはめになります。
特に雰囲気でマッサージとかすると後で痛くなってしまったという経験がある人もいると思います。
適当なつながりは危険です。
肩甲骨の下が痛いなら、腕の後ろを見るべき!
結論は、【上腕三頭筋】という腕の後ろにある筋肉を緩めればいいだけ
肩甲骨の下だけど厳密にいうと肩甲骨の内側も入ります。
もう少し細かく言えば下角という肩甲骨の下のとがった部分を緩めるには、上腕三頭筋を緩めればOKです。
以下の筋肉・筋膜の繋がりを見るべきです。
”ディープバックアームライン(DBAL)”
日本語にしてみると、「深い・後ろの・腕の・ライン」という事になります。
体の深い所の腕の後ろで繋がっているところを見るべきという事です。
このDBALのライン上に上腕三頭筋が位置し、肩甲骨下角付近の硬さを作ってしまっています。
下流(遠位)は上流(近位)に影響を及ぼす
つながりを考える時に重要なのが、遠位は近位に影響するっていう事です。
一体、何のことやねん!!
確かに意味分からんだと思いますので、簡単に解説します。
体の中心に近い方が近位と言います。この場合、肩甲骨の下が近位になります。
体の中心より離れている方が遠位と言います。この場合、上腕三頭筋が遠位になります。
なのでまとめると、上腕三頭筋が肩甲骨の下角(下)に影響するということです。
この特徴から上腕三頭筋を緩めると肩甲骨の下角が緩むと言うことです。
肩甲骨の下が痛い時に自分で上腕三頭筋を緩める方法は3つだけ
上腕三頭筋を緩めるためには次の3つの方法がオススメです。
全部やったらより効果が期待できます。
その①:マッサージする(グリッドフォームローラー使用)
その②:ストレッチする
その③:肩甲骨体操する
順番にみていきます。
その①:マッサージする(グリッドフォームローラー使用)
マッサージがやはり鉄板です。
割と簡単にできて効果も非常に高いです。
自分の手でマッサージすると結局、自分の反対の手が疲れると思うので、私はグリッドフォームローラーを使ったセルフマッサージを推奨しています。
※実は、私がグリッドフォームローラーを指導する資格を持っているからなんですけどね。
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こちらも目的は同じで筋肉を柔らかくする事です。
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グリッドフォームロラーを上手くできない人はこちらの記事も参考にどうぞ。
日本の正規品を買えば、中に上腕三頭筋に対するグリッドの使い方も記載されている説明書が入っているので購入するなら日本正規品がオススメです!
※価格が少し安い海外輸入盤があるので注意が必要です。説明書は入っていませんのであしからず・・・。
一部では市販もされていますが、わざわざ買いに行くのも面倒だと思いますのでそういう人はこちらからどうぞ
その②:ストレッチする
ストレッチも非常に効果的です。
その①のマッサージを行った後、ストレッチをする事でより効果が高まります。柔らかくしておいた方が伸びやすいという事ですね。
上腕三頭筋のストレッチはイラストのような形でやります。
(1)腕を頭の後ろで組みます。
(2)片方の手で肘をつかんで、後にジワ~ッとゆっくり引っ張る。
たったこれだけです。
ポイントは肩甲骨の下に効かせるつもりで意識しながら行う事です。
こちらの記事でもストレッチについて解説しています。
その③:肩甲骨体操をする
その①、その②ができたら最後に肩甲骨体操がオススメです。これで症状の戻りも防止できます。
肩甲骨下角が痛い人は肩甲骨の位置異常があります。
肩甲骨をいい位置に戻してあげることも重要です。
ちょっと振り返って見ましょう!
肩甲骨の悪い位置は❌:下制・外転・前傾でしたよね?ここが分からない人は本記事の一番最初を見返して下さい。
非常に単純で反対の動きをさせれば良いだけです。〇:挙上・内転・後傾という感じで動かすだけです。
上に上げて、内側に寄せて後に傾けるんですが、実際は挙上・内転ぐらいが意識できていれば問題無いです。
イメージは後頭部に向けて肩甲骨を近づけて行くように動かします。
方法は簡単で以下の通り。
(1)手を肩に置きます。 ※上記イラスト参照
(2)後頭部に肩甲骨を近づけるつもりで肩をグルグル後ろに回していきます。
※前回しをすると悪い方向に動いてしまうからです。
肩甲骨の下の痛み まとめ
いかがだったでしょうか?
肩甲骨の下の痛みは①直接触らない事 ②つながりを使うこと
これだけ抑える事ができればOKだと思います。
一度良くなったと言って、普段から何もやらないと繰り返し痛くなる可能性もあります。
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考に続けたセルフケアを習慣にできると良いですね。
ではまた、皆さんが気になる悩みをこのブログで解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
それではま~たニャ!!(=^..^=)ミャー