どうも、整体師のニャンちゅうです(=^・^=)
今日も、整体師ニャンちゅうの健康ブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は、「手のしびれの原因は? ほとんどが〇〇性のしびれ!?」という内容です。
・手のしびれの原因が知りたい
・手のしびれに対して知識がない
上記のように手にしびれがある状態はとても不快なものです。
「この手のしびれは一体なんやねん?!」って思っている
手のしびれが原因で生活に支障をきたしてしまっている方、手のしびれを改善したい方に向けて手のしびれの原因について元理学療法士で現役の人気整体師でもあるニャンちゅうがあなたのためだけになるべく分かりやすく解説していこうと思います。
手のしびれでお悩みの方はぜひ最後までご覧ください!
それでは早速みていきましょう!
手のしびれの原因は? ほとんどが〇〇性のしびれ!?
早速ですが、まずは結論です。
手のしびれの原因のほとんどが、末梢性のしびれであるという事です。
手のしびれには大きく分けて3種類のしびれがあります。
①末梢性のしびれ ←ほとんどのしびれは末梢性
②中枢性のしびれ
③内科的な病気からおこるしびれ
だいたい大きく分けると3種類に分かれるのですが、
①末梢性のしびれは手足などの体の末端に向かう途中で出ている神経が原因で生じるしびれです。
②中枢性のしびれは脳や脊髄などの体の中枢(真ん中)にある神経が原因のしびれという事です。
中枢性のしびれ【脊柱管狭窄症】に関してはこちら
③内科的な病気から起こるしびれの代表は糖尿病です。糖尿病性神経症という感覚障害やしびれを引き起こします。
糖尿病に関してはこちらの記事も参考になります。
上記の3つのしびれは大きく異なり、脳や脊髄からおこる中枢性のしびれや内科的な病気によるしびれである場合はその病気自体の改善や脳の異常がなくならない限り即時的な改善は難しいことが多いです。
逆に末梢性のしびれである場合は改善できる可能性は高いです。
ざっくりと上記の3パターンのしびれは改善できる可能性に違いがあるということです。
上記に記したとおりで、手のしびれを訴える場合、ほとんどの人が末梢神経が原因でしびれを生じているケースが多いのでこの記事を見ているあなたも末梢神経が原因で生じている手のしびれであれば改善できる可能性が高いということをまずはここまでで理解してもらえれば良いかと思います。
末梢性のしびれってどんなしびれなのか知っていますか?
下記で解説していきます。
手のしびれの原因である「末梢性のしびれ」って何?
そもそも末梢性のしびれって言われても、どうやってしびれが出ているの?
こんな疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。
答えは下記の通りです。
姿勢が猫背になったり、仕事などで頻繁に手を使っている場合、蓄積した疲労によって肩甲骨周りや腕の筋肉が固まるとそれだけで筋肉内に走っている無数の細かい血管を圧迫したり、並走している神経を引っ張ってしまい手の末端にしびれが生じます。
しかし、一般的なしびれのイメージというと下記の通り
イメージ2)背骨の所で骨がずれて脊髄(神経)を圧迫しているからしびれているんじゃないの?
大きく分けると上記のような2つの状態をイメージしている人に分かれる傾向にあります。
しかし、イメージ1、2共に先ほど解説した通り脳や脊髄などからおこる中枢性のしびれに分類されるのです。
一般的なイメージは常にしびれと言えば脳や脊髄から起こる中枢性のしびれのイメージが強くなってしまっているのです。
でも先ほど解説した通り手のしびれの原因は本来、ほとんどの人が末梢性のしびれであるということを思い返していただきたいということなのです。
手のしびれ=脳梗塞!? 原因が脳梗塞である可能性は低いです!
それでも手のしびれ=脳梗塞かもしれない!?と思っている人も多いので解説しておこうと思います。
手のしびれの原因が脳梗塞である可能性は非常に低いです。
例えばあなたの手のしびれが本当に脳梗塞からきているものであれば、他の症状も出ているはずだし、ましてやしびれが何ヶ月も続いているとか、日によって違い(症状に波がある)があるということはないからです。
脳梗塞であれば、手のしびれから始まり次第に他の症状もほぼ同時に(声が出にくいとか、呂律が回らない、手足が効きにくい、意識が遠のくとか)必ず出てくるからです。
だから末梢性の手のしびれの場合、MRIをとっても異常なしになるし、原因が分からないから病院に受しても「とりあえずしびれを抑える薬を出しておきますね」という事でなるだけなのです。
あなたの手のしびれが末梢神経のしびれであれば、あなたが脳梗塞だと思っている間にも状態は刻々と悪化しているという事に気がつかなくてはいけません。
脳梗塞の可能性もゼロではないですが、可能性は非常に低いという事は理解しておきましょう!
手のしびれの原因が分かったなら今すぐ行動しよう!
手のしびれの原因が分かったら今すぐに行動しましょう。
末梢性の手のしびれの場合に今すぐにするべき行動は以下の3つの通り。
②姿勢を見直す
③負担がかかっている動作や習慣をなくす
上記の3つの通りです。
①整形外科ではなく整体に行くべき
末梢性の手のしびれの場合、肩、肩甲骨周り、首周りの筋肉の緊張を緩める必要があります。
筋肉が硬くなり、神経や血管を引っ張っていたり圧迫してしびれを引き起こしているからです。
末梢性のしびれに対してレントゲンを撮ったり薬や湿布は必要ないので整形外科に行くのではなく、整体に行くことをオススメします。
肩こり専門などでやっている整体があれば手のしびれもしっかり見てくれるはずです。
②姿勢を見直す
2つ目は普段の姿勢を見直すことです。
特に肩甲骨の位置がズレていたり、猫背などの姿勢になっているといつまでたっても手のしびれは改善しません。
手の神経は頚神経叢と言って特に首から出ているため肩甲骨がズレていたりすると手に向かう血管や神経を引っ張ってしまいます。
まずは普段の姿勢が悪くないか見直してみましょう。
③負担がかかっている動作や習慣をなくす
仕事や家事、普段の習慣などで過度な負担がかかっている場合はまずはその動作や習慣をなくすように努力しましょう!
例えば庭仕事や掃除、何かの趣味など姿勢が悪くなるような習慣がきっとあるはずです。
習慣を変えないと筋肉の状態や姿勢になかなか変化が出ずに改善するのに時間を要してしまいます。
極端かもしれませんが、心当たりがある方はまずは負担がかかっていそうな習慣をやめてみましょう!
手のしびれは何度でもやってくる!【あなたが原因をなくさない限り】
手のしびれは一度改善したとしても、あなたが本質的な原因をなくす努力をしない限り何度でも同じことが起きます。
末梢性のしびれとはそういうものです。
一時的に改善したからといって気を緩めてしまうとまた手のしびれが出現してきてもちっともおかしいことではないのです。
手のしびれの原因の多くは末梢性のしびれであることがほとんどですが、末梢性のしびれであるからこそ改善することもできるし、また再発することもあります。
色々な情報が同時に存在し、自分で判断できないって人も多いと思いますが明確な情報を自分で選んで確信が持てるようにしていきましょう!
まとめ
最後に今回の記事の内容をまとめていきます!
● 筋肉が固まるだけで手はしびれる
● 手のしびれの原因が分かったらすぐに3つの行動をしよう
●本質的な原因をなくさない限り何度でも手はしびれる
手のしびれは多くの場合、脳梗塞や糖尿病のせいだと思われていますが、実はほとんどは末梢性のしびれであるということがこの記事で理解することができれば嬉しく思います。
手のしびれでお悩みであれば、末梢性のしびれは改善できますので手のしびれに対する正しい知識をつけて改善できるようにしていきましょう!
ぜひ参考にしてみて下さい!
手に関する他の記事は以下の記事も参考にしてみて下さい。
ではまたニャ~=^_^=
中枢性・内科的病気のしびれ → 改善しにくい
末梢性のしびれ → 改善しやすい
同じしびれでも改善できる可能性が変わってきます。