1回でも「筋力低下が原因で腰痛になる」と言われた人だけ見て下さい!

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こんにちは、現役バリバリ整体師のニャンちゅうです!(^_^)/ 今日のブログの内容は私のつぶやきブログです。

最近、腰痛患者さんで筋トレしなさいって言われている方にたくさん出会うので、腰痛と筋力低下の関係について整体師が解説していきたいと思います。
半分ボヤキですが…。笑

※少し長文になるので腰痛で筋トレしている自分の現状が気になる人だけ10分ほど時間をとって読んでみて下さい。

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✔ この記事はこんな人にオススメです。
・腰が痛いのは筋力低下のせいだと言われたことがある。
・腰が痛いのにきつい筋トレをやらされた。
・腰痛を改善するためにマシントレーニングをやっている。
・しばらく筋トレしたが腰痛が一向に改善しない。
筋トレって腰痛に効果があるの?と半分疑っている。

こんな腰痛のお悩みがある人だけぜひ読み進めて下さい!

この記事を読めば、腰痛の時に筋トレが本当に必要なのかが自分で判断できるようになります。また漠然とやっていた筋トレ地獄から抜け出せるようになるかもしれません。

【記事の信頼性】
この記事を書いている私は現役の整体師(3年目)で元理学療法士(8年)でもあります。
今まで合計2万人以上の患者さんの体を見てきた実際のリアルな現状と、経験から考える体のお悩み解消法をこの記事を通して発信しています。
現在は、腰痛・ひざ痛のみ専門で整体院を経営しどこに行っても改善しない違和感・不調を訴える患者さんを中心に体全体のお悩みをトータルで解消させる施術で、予約は常に9割を超え、月の施術回数は毎月250回を超えています。改善後もケア目的で多くの方が通院しており、再発もほとんどなく2年以上経過という人も多いです。
そんな現役整体師のニャンちゅうがあなたの体のお悩みを解決していきます。
実際の施術に興味があるという方はこちらの公式HPをご覧ください。→整体院葉音~Hanon~公式ホームページ

 

~記事の概要~
筋トレしても腰痛が改善しないのは今回ご紹介するような理由があるからです。

筋トレは正しく理解し行わないと体を逆に痛め腰痛を悪化させる可能性がありますのでぜひ参考にしてみて下さい!

それでは早速行ってみましょう!!


筋力低下は腰痛になるは本当?

この記事の一番のテーマは筋力低下すると本当に腰痛になるのか?というところです。
私の持つ結論は以下の通りで、

結論は?
筋力低下=腰痛ではない!!!!

筋力低下を起こしているからと言って腰痛になっているわけではないという事がはっきりと言えます。
理由や、腰痛患者さんの現状を以下で解説していきます。

後ほどこちらも合せてご覧下さい!

腰痛患者の95%が間違える、筋トレでよくなるという思い込み

自分でストレッチをやれば腰痛が改善できますか? そんな疑問解決します!

筋力の低下が原因と言うのは雑すぎる!!

一概に筋力低下と言っても、

しっかりと筋力を測定してこのくらいの筋力だから腰痛になるんだよと言われたわけでもなく、筋力低下と言ってもどこの筋力が低下しているから腰痛になっているの?と言う疑問も出てくる。

ほとんどの人は筋力に関する細かい検査や説明も全く受けないまま、ただ年齢や運動不足を理由に筋力が低下しているから腰痛になるんだよと言われている可能性が非常に高い。

聞いたことがある腰痛の言い訳は以下の通り
ちなみに青色で私の突っ込みを加えています。

言われたことがある良いわけ集
・筋力が落ちているから腰痛になるんですよ。←仕組みは?
・筋力をつけなさい←どこの筋肉?どこまで鍛えたらいい?
・とにかく歩きなさいどうやって?どのくらい?
・運動しましょうどんな運動?いつやるの?どのくらい?
・年齢のせいもあるから上手く付き合っていきましょう←これってあきらめですか?

これらは誰もが一度は聞いたことがあるようなフレーズだと思います。
なんだかすごく軽い言葉に感じませんか?

真剣に悩んでいる人にこのセリフは使うべきではないですよね。誠意を全く感じないのは私だけでしょうか?

でも実際に、筋力低下が原因と言われた人の多くが筋力低下する事でどのように腰痛が起きているのか納得がいくまでしっかり説明をうけた経験がある人がまずいないのが現状であるという事です。

そこまで筋力低下が原因と言うのであれば、しっかりとした詳細を伝えるべき。

というのは明確な理由を伝えられたわけでもないのにも関わらずただ漠然と筋力低下が原因と言われてしまっている患者さんの現にが私の目の前にたくさんいるからです。

すべての人がそのように言われてしまっているのではなく、一部の人だけだと信じたいですが実際にそのような傾向が強いのは直接患者さんと対面してきたことで明らかな事実だと感じてしまうところがあります。

そもそも筋力低下しているから腰痛になるというのは一般の人が持っているなんとなくの知識やイメージから考えられる範疇であって、患者さんの腰痛に専門的に関わるセラピスト側や医療関係者がこんなに安易に筋力低下が腰痛の原因と言ってしまうのはあまりにも雑すぎると感じてしまう。

 

筋トレをしている人が腰痛改善どころか悪化している現状

腰痛の原因が筋力低下というなら、筋トレをすれば改善するのかと言う疑問が出てくる。
実際、当院に来られる患者さんの多くはいずれも筋トレをやりなさい、筋力をつけなさいと言われた人たちばかりである。

筋力低下が原因で言われた通り筋トレをやっていたのであれば、改善しているはずであり、当院に来る必要性はもちろん全く無いといえる。それにも関わらず、多くの腰痛患者さんが路頭に迷い藁にもすがる思いで当院に来られるのが実際の所である。

「筋トレや体操の紙きれ一枚渡されて、詳しい説明もないままずっと筋トレしていたけど、まったく良くなる気がしない。それどころか日に日に悪くなっている。」このように話す患者さんが後を絶たないのだ。

この時点で、腰痛を筋力低下が原因と浅はかに決めつけ、とりあえずこれやっておけば的な体質みたいなものは患者さん側の気持ちを考えると見過ごせない気持ちになる。


筋力低下が起きると姿勢が崩れるから?

おそらく筋力低下が原因で腰痛になるという状態をなんとなく説明するのであれば、こうだろう。

【筋力が低下しているから、姿勢を維持できなくなっている。だから姿勢が悪くなって腰に負担がかかり腰痛になる】たぶんだが、こんな感じでとらえている人も少なくはないだろう。

もう少し付け足すのであれば、筋力があれば体を安定させることができる、筋肉で支えることができるなどといった理由をよく聞く。

ここで待ったと声を大にして言いたい。
多くの方はある程度普通に生活できているわけだし、普通に歩いているわけで、ある程度の動きの質を保つだけの必要な筋力は備わっていると考えられる。姿勢が維持できない程の筋力低下を起こしていれば、腰痛と言う悩み以外の問題が多く出てくるし、寝たきりや車椅子の生活だろう。

もしかしたら腰痛も起こりうるかもしれないが、一般的に腰痛で悩む人たちの年齢層は40、50代~80代の歩ける層であろう、40、50代ともなればまだ余裕で姿勢も維持できるはずの年齢だし、80代の方だって現に当院に来られる人はスタスタとは行かないまでも実際歩いてくるのである。

それを考えると筋力低下で腰痛を無理やり結びつけるのは無理があるだろうと容易に判断が出来るはずである。

歩くのがツラい・・・。腰痛患者さんが実践するべき【歩き方】を整体師が説明するよ!

 

筋力はあるのに上手く使えていない?

筋肉の問題を取り上げるのであれば、筋力低下ではなく筋出力低下を疑うべきだ。

言葉こそ似ているが、どんな状態であるのかは大きく違ってくるのでここをいかに理解する事ができるのかが重要になってくる。
あなたが筋力低下だと思っているのは、実は筋出力低下という事実があるのだ!

多くの人は、筋力自体はあってもその筋肉を上手く使えているのかどうかというのはまた全く別問題だという事である。ということを理解する必要がある。

筋力はただ強いだけでは全く意味をなさず、運動能力が決して高くなるわけでもない。

そんなことを言ったらボディビルダーが一番力持ちで運動ができることになってしまう。でも実際はそんなことはないのは言われてみればすぐに気が付くことができるでしょう。

筋力というのは筋肉が柔軟に伸び縮みをしっかりと行う事ができてかつ自分の思うがままに適切なタイミングと出力で使うことができて初めて意味を持つのが筋肉を上手く使えている人だという認識を私は持っている。

しかし、多くの方は筋出力の問題を除外する前に筋力低下だと早い段階で決めつけ筋トレに日々いそしんでいる現状がある。あまりにも単純すぎるのではないだろうか。

多くの人が筋肉を上手く使えていないだけにも関わらず、筋力低下だと認識されてしまう、さらには筋力低下が原因で腰痛を起こしているという概念が普通になってしまっているところも少なくない。

筋力低下が腰痛の原因だと認識してしまうと随分とその対処方法が変わってきてしまう。筋力低下ではどうしても筋トレになってしまうのだ。これが腰痛患者さんに処方されている筋トレの実態だと考える。実際は上手く使えていない筋出力低下の状態でしかないのに、筋力低下との判別がついていないがためにこのように悲しくも筋トレ一遍等になる傾向が強いのだと推測する。

 

大切なのは、筋力低下と筋出力低下を混同させない事が重要である。

実際に多くの人は、日常の積み重なる生活負担で筋肉が硬くなっていたり、それに伴い関節の位置がずれてしまっていたりする(いわゆる歪み)ことで、筋肉や関節の本来持っている力を十分に発揮できなくなっているだけなのだ。で、今回のテーマにもなっている腰痛もこの筋肉や関節の不動が招いている可能性が非常に高い。

関節が固まり上手く動かせない体の状況があるにも関わらず無理やり動かしているような状態になることによって腰痛を引き起こしているのだ。そうなれば必然的に力は上手く発揮するのは難しくなるので、すぐにこれを筋力低下をしているのだととらえてしまう事が多くなる。

この時いわゆる筋トレではなく、筋肉の柔軟性や関節の状態を改善する事で腰痛もなくなるし、スムーズに動かせることによって筋出力も上がり筋トレなどしなくても勝手に力が入るようになる体を手に入れることができるわけである。

これだけ説明しても、筋力低下と筋出力低下を別物と理解できなければ多くの人が筋力低下を起こしているからいけないんだとどうしても思い込んでしまうのが人間の性質で自分の中に府に落とせていない事だったり聞いたことのない知識は自らの中で否定としてとらえてしまう。だからいつまでも何を言われても信じることができず筋トレをしてしまうのだ。その結果的がまた繰り返し筋トレをして結果的に改善しないという負のループに陥ってしまう人が増え続ける理由であると言える。



筋トレは腰痛を改善するには向いてない!?

では例えば筋トレをすることで、腰痛が改善するとしよう。

あくまでもたとえばの話だが、
それってどれだけの時間がかかるんですか?ってことを問題提起したいんですね。

腰痛患者さんの多くはなるべく早めに腰痛を改善したいはずなんです。基本的には即効性を求めているんですね。

どんな方法を使ったとしても一瞬で改善するわけではないので、ここではなるべく最短でと言う意味でとらえて下さいね
筋トレは筋肉が肥大するまでに多くの時間がかかってしまうのでまずその時点で即効性はなく腰痛改善のための選択肢として間違えていると感じてしまいます。

更に筋トレが多くの人がしっかり出来るかと言われると、やはり難しい人も実際多いですよね。続けてやらなくては意味がないですし、ましてや、腰痛がある状態で筋トレをやることって腰が痛い人にとっては多くの場合しんどいはずです。

もれなくそのようにおっしゃる方が非常に多いのが現実なのでそうだろうと思います。

また高齢者は筋力が増強しにくく、なおかつ低下していく傾向が強い人に対して筋力低下だと言って筋トレを処方するのはどうかと思います。

筋トレは即効性もなければ、すべての人が十分にできるわけでもないので適応範囲も狭い。しかもただ筋トレをやればいいというわけではなく姿勢や負荷の量だって適切でないと普通に体を壊しかねない。そこまで気を付けて筋トレを行うことが難しい人はたくさんいるはずである。それを言ってしまうと何もできなくなってしまうのだが、やはり腰痛患者さんに筋トレをお勧めしないのは、腰痛という問題に対して、結果を出すことを第一の目的とすると選択肢としてどう考えても適切ではないという事が言える。

 

腰痛予防には一定の効果があるが…。

筋トレは腰痛予防には一定の効果があるかもしれないが、これもやり方次第で随分変わってくるところ。

ここでは筋トレが全くダメだと言っているわけではなく、どんなフェーズの人がやるのかにもよって変わって良し悪しが変わってきてしまうという事もお伝えしておくとしよう。

一定の筋力維持というのは予防の観点で見れば、必要な事でもあるので基本的に腰痛がなく、これから腰痛になりたくない人が予防と言う名目で程よく行う事は問題ないと考えます。

実は筋トレってそんなに気軽にできるものではなく、やれば必ずプラスに働くわけでもありません。その人の状況や段階に応じて処方しないと体にとってマイナスに働く事があるという一面を持ち合わせているので予防の観点でやるにもそこまで考える必要性が有るのが筋トレなのです。

 

筋トレをしてやりっぱなし

多くの方が筋力が上手く発揮できていない筋出力低下タイプだと理解でしたうえで、筋トレの問題点を挙げてみる。

筋出力の低下は、筋肉以外の影響も十分に受ける。連結している筋膜や軟部組織、靭帯、皮膚、脂肪などあらゆる組織が筋肉の周りには存在するのだ。

これらの影響も考慮すると筋肉だけの問題では片づけられなくなってしまう。筋トレのように筋肉を収縮(縮める)させるような運動は筋出力の問題に大きく影響する。影響と言っても悪く影響してしまうのだ。更には前述した組織にも筋肉の影響が出てしまうのだ。

基本的に腰痛改善目的とした筋トレの際は、筋トレをしたらそれで終了ということが非常に多い。

しかし筋出力低下の問題は、筋肉やそれに付随する組織が短縮を起こし、骨をゆがめ関節の形状を変えている事だと前述したとおり、縮まる方向への運動はどちらかと言うと関節をゆがめる方向に働いてしまう。

最悪、筋トレ後に筋肉を弛緩させて、反射が出ない程のストレッチや関節を動きを促してあげるような事が出来ていれば多少ましだが、実際にここまでできている方にはであったことがない。腰痛の人に多い筋トレをやってやりっぱなしという状態は実は腰痛を悪化させている要因であることにどれだけ早く気がつけるかが腰痛改善のカギとなるのではないだろうか。



筋トレしてても腰痛になっている人もいっぱいいるけど、どう説明する?

筋トレってそんなに大切なんですか?と多くの方に問いかけてみたくなるのがこの質問。

筋トレすれば、体も引き締まって見た目もよくなりそうだし、力もつきそうで、筋トレしている自分が格好いいそういう自己満的な目的で筋トレしている人が最近非常に多いです。←ちょっと口が悪くてすいません。笑

実際、筋トレってそんなに大切ではないと考えています。

現にゴリラは筋トレなんてしていないですし、する必要ないんですよ。自然の中で培われていくものだから生活にそって筋肉が発達しているわけなんですね。だから人間も同じで筋トレするより、普段の生活見直したらって思うわけです。生活の中に体を使う要素を取り入れたり意識して使うようにするだけで、たったこれだけで通常生きていくうえで必要な筋力は十分に得られるはずです。実用性を兼ね備えた筋肉の発達で無ければあまり意味がないという事です。

しかも、筋トレしてる人が腰痛になっていないかと言うとそうではありません。筋トレしてても普通に多くの方が腰痛になっていますよ。これをどうやって説明するんですか?

筋トレをやっていれば腰痛にならないとか、腰痛の時に筋トレして解消っていうのは明らかに幻想です!偏った考え方では腰痛で自分を苦しめる事になりますよ。
なので筋トレして筋肉がついたとしても上手く使えていなければ意味がないし、筋肉がついたことによって体がスムーズに動かせていなかったりすれば逆効果でしかないのです。
筋トレしてはいけないと言っているわけではなく、筋トレしても=腰痛が改善するという事は直結していないという事がお伝えしておきたかったことです

それでも腰痛で筋トレしたい人はどうぞしてください。

これを見て筋トレは腰痛に効果が本当にあるのかと考え方に変化が出た人は、体の柔軟性、筋肉の柔軟性を改善させていく努力をしてみて下さい。
きっと力も出ますし、上手く体が動かせるようになるはずですから。

腰痛があるからといって安静にしない!動くのが改善への近道です。

↑こちらの記事も腰痛で多くの人が誤解されている内容です。



筋力低下と腰痛 まとめ

筋力低下が腰痛の原因にはならないという事が理解できたでしょうか?

あなたの腰痛がいつまでも改善しないのは、あなた自身が筋力低下しているから腰痛になると信じて筋トレを続けている事です。
これではいつまでも改善しないと考えを改め、今すぐ行動を変えてみて下さい。

行動を変えた先には腰痛改善という結果が待っているはずです。この記事を通して少しでも無駄に筋トレをしている人が少しでも減り腰痛が改善できる人が増える事願って私のボヤキを終わりにしたいと思います。

こんな私の淡々としたボヤキにお付き合い頂いてありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう!

それではまたニャ!!
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