今日はこんな疑問にお答えしていきます。
開業から8年以上毎日、多くの患者さんに食事の指導をしているので少しは参考になるかと思います。
この間、上記のようなアイスクリームについての質問がありました。
アイスクリームの種類やどんな風に作られているのか、体に与える影響などを解説していきたいと思います。
アイスクリームが好きで好きでたまらない人は見ないほうが身のためです。
絶望覚悟で読んでみて下さい。
では解説していきます。
アイスクリームは病気になるイメージがない!?
実は意外とアイスクリームって病気になるイメージがないって人が多いです。
牛乳に味をつけて凍らせているだけみたいなイメージだからでしょうか?
いやいや、それは大変に大きな間違いです。
ある有名なバニラアイス(ラクトアイス)は、下記のような原材料から作られているのですが
②牛乳
③油(植物油脂)
④砂糖、水あめ
⑤界面活性剤(卵黄レシチン)
実は「乳化剤」と記載されているものが界面活性剤
⑥食塩
などが使われています。
この中で間違いなく体に悪いのは・・・・・・
そう、答えは考える必要もなく「全部」と言えそうです。
そうです。1つだけ食べる分には問題ないアイスクリームも毎日食べているとかなりの体に悪い成分を毎日とっていることになり、それが当然ですが色々な「病気」を生み出します。
まずはアイスクリームが何から作られているのかを知ることがとても重要です。
大切なことは、アイスクリームがどんなものなのかを理解して、食べるor食べないの自己判断が自分でできていれば問題ないと私は考えます。
要は、体に悪いのが分かってて食べる分にはOKだよってことです。
だってそれは自己責任ですからね、私にあなたのアイス欲求を止める権利はありません。
多くの人が知らないで食べていることが食べ物全般において問題だと言いたいだけです。
アイスクリームの正体は?【油を食べている?】
アイスクリームには大きく4種類に分かれます。
2.アイスミルク:乳固形分10%以上 乳脂肪分3%以上
3.ラクトアイス:乳固形分3%以上
4.氷菓:乳固形分3%以下
というように乳固形分や乳脂肪分をどのくらいの割合で使っているかによって少しずつ呼び方が変わるのです。
乳固形分は牛乳から水分を取り除いた成分をさし、乳脂肪分は乳固形分からさらに炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルを取り除いた成分のことを言います。
一応、パーセンテージが高いアイスクリームのほうが氷菓よりも濃厚なアイスクリームと言えるというわけです。
この4つの中で特に気をつけるべきものを挙げるとすればやはり「ラクトアイス」です。
このラクトアイスは、ほとんどが体に良くない「植物油脂」でできています。主にはパーム油という工業製品にも使われるような安い油で作られていることが多いです。
コーヒーフレッシュなどのミルクとされるものとほぼ同じです。白い液体の正体はミルクではなくただの油なのです。
ここで考えてほしいのが、作る過程で水と油は混ざり合わないということです。
だがしかし、ここに界面活性剤という魔法の洗剤を使うことで、水と油は混ざり合うようになっています。界面活性剤というと多くの方は洗剤とか化粧品に入っているみたいなイメージが強いので企業側は界面活性剤とは表記せず、「乳化剤」などと書かれていることがほとんどです。
アイスクリーム好きになるのは砂糖中毒の証拠
アイスクリームが好きな人は、2つの中毒になっている可能性がめっちゃ高いです。
2.植物性油脂中毒
上記の2つです。
この2つはとても中毒性が高いので、最強最悪の組み合わせと言えるのです。
甘いクッキーやチョコレートなんかは中毒の人を作り出す代表するお菓子ですね。菓子パンやドーナッツ、ケーキなども同罪です。
アイスクリームを食べ始めてしまうとなくてはならない体になっていってしまいます。
買い物に行くたびにアイスコーナーに自然と足が吸い寄せられ、「ストック」という名のもと大量に買って冷蔵庫に忍ばせておくみたいな人が多いのは、紛れもない事実だと思います。
特に多いのは毎食後にデザートという形でアイスクリームを食べているなんていう人は、ドキッっとしてもらいたいものですね。
この砂糖と植物性油脂は人間の脳の「快楽報酬系」という脳の回路に入ります。ドーパミンがドバドバでて気持ち良くなってしまうのです。体はこの快楽を覚えており繰り返して快楽を求めている状態になります。
アイスクリームが美味すぎて止まらないのは、すでに脳をコントロールされている証拠なのです。
目を覚ませ!!アイスクリームで病気になるには理由がある
あらゆる病気になりたくない人は、自分の強い意思でアイスクリームをやめることです。
アイスクリームを食べなくても別に死にはしません。 むしろ食べていることで病気になって死ぬ可能性があります。
アイスが好きすぎてなる病気として、一番多いのがやはり「糖尿病」です。
アイスは血糖値が爆上がりします。どうかすい臓をいたわってあげてください。
他の病気では心筋梗塞や脳梗塞、ガンやパーキンソン病やリウマチのような自己免疫疾患の原因の1つになります。
牛乳や植物油脂、砂糖などは色々な病気をもたらすものです。一般的にはきっとそんなに有害だと思っていないという人も多いでしょうという大半でしょう。
アイス以外でも牛乳や植物油脂、砂糖が入っている食べ物は非常に多いです。知らず知らずのうちに毎日食べていて、それを何十年も続けている結果が病気だというわけです。
病気になるには必ず理由があります、理由がなくたまたま病気になることは絶対にありません。
なるべくして病気になっているのです。
その理由の一つがアイスクリームの常食だというわけです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
アイスクリーム好きでむしゃぶりついているあなたに絶望を与えていたら本望です。
このブログの趣旨は、あなたを否定することではなく、健康を害するものに注意喚起をしているだけです。
で、本気で病気になりたくない人は、アイスクリームを辞めるべきです。アイスだけはやめられねーぜって人は、病気になる覚悟でいさぎよく食べればいいのです。
最後は自分で決めればいいですからね。
アイスクリームは1日1個でもヤバいです。
1日3個以上食べている強者は、言葉通り死ぬほどヤバいと思ってください。
僕は、患者さんには真剣にそう伝えています。
では今日はここまで。
他の記事も読んで一緒に勉強していきましょう!
ではまたニャ!=^_^=
特にバニラアイスには目がありません。
でも、これって病気になりますか?
アイス好きの夢を壊さずに教えてください。