今日はこんな疑問に答えていきます。
◆ 発芽玄米を炊ける炊飯器を選ぶ条件は?
◆ 発芽玄米がおいしく炊ける炊飯器を紹介
今回の記事は、
・初心者でも発芽玄米が上手に炊ける炊飯器を探している
・発芽玄米がうまく炊ける炊飯器のポイントが知りたい
・実際に発芽玄米を食べている人がどんな炊飯器を使っているのかを知りたい
上記のような人に向けてこの記事を書いています。
発芽玄米を食べ始めようと考えている方は最後におすすめの炊飯器を紹介しているのでひとつの参考にしてみてください。
発芽玄米にハマる人が急増!? その理由は?
今、「発芽玄米」が巷でうわさになっています。
まさに健康ブームです。
関連記事:【注目】モリンガって何? 次世代のスーパーフードの効果・効能とは?
やはり今のコロナ禍によって、多くの人の健康に対する意識が強くなっています。
というのも普段の食事を見直すことで、免疫力を上げるということに意識が向いている人が多くなっているんですね。
コロナをきっかけに病気にならないように気をつけようとしている人が増えているのです。
そこで手軽に始められる食事として玄米(特に発芽玄米)が注目を浴びています。
玄米についてはこちらの記事でも解説しています。
関連記事:【健康主食】発芽玄米を食卓に取り入れるメリット・デメリットは?
普段のちょっとした意識で、健康的な食事が始められる玄米ですが、実は食べ方がよく分からないという方も多くいるようです。
そんな発芽玄米ですが、食べ方に関していえば全く難しくはないので、まずは玄米(発芽玄米)を知ることが重要です。
発芽玄米は手間がかかる!?
通常、おうちで発芽玄米を炊こうと思うと普通の白米にくらべて手間がかかってしまうという違いがあります。
これはお米自体をほとんど精米していないので、殻の部分が残っているからです。
またほとんど精米していない玄米はやはり少し硬いので柔らかく炊くということがネックになってしまいます。
いわゆる普通の白米をたくことができる炊飯器でも発芽玄米を炊くことはできますが、時間もかかるしうまく炊けないことがほとんどです。しかも水に長時間つけるなどの下処理も必要なので慣れていないと最初は少し面倒にかんじるかもしれません。
そこで時間や手間を解消するために、さらには発芽玄米を美味しく炊いて食べ始めるためには専用炊飯器を使うことでその問題を簡単に解消することが可能になるのです。
ではその炊飯器は何を基準にどうやって選べばいいのでしょうか?
次に炊飯器を選ぶときに知っておくべき4つの条件を簡単に解説をしていきます。
発芽玄米がおいしく炊ける炊飯器4つの条件とは?
では発芽玄米がおいしく炊ける炊飯器の「4つの条件」にはどんなものがあるんでしょうか?
以下のポイントを抑えておくと良いです。
②発芽玄米を炊く機能がある炊飯器を選ぶ
③玄米モードの選択のバリエーションが広い
④浸水時間と炊飯時間の違いを確認する
①高圧で炊けるIH炊飯器か
まず最初に抑えておいてほしいことは炊飯器には加熱方式にも4種類あるということです。
●マイコン式
●IH式
●ガス式
の上記4つです。どのようなメリット・デメリットがあるのか購入する前に把握しておくだけでも買うときの決め手の一つになってくれますよね。
それぞれの特徴は以下の通りです。
①加圧IH式
正直、結論から言えば発芽玄米を作るのに適している炊飯器は「加圧IH式」が一番おすすめです。
IH式の内釜全体を加熱する炊飯器にさらに強い圧を加えることでふっくらと美味しいご飯を炊くことができるからです。
少し硬さのある発芽玄米などは普通の炊飯器でも炊けますが、炊きあがりの柔らかさには差が出やすいです。美味しいお米はやっぱり柔らかいお米ですよね。ご飯の柔らかさと味にこだわりたい人は加圧IH式が圧倒的におすすめですね。
\発芽玄米を始めるなら加圧IH式の炊飯器ならおすすめ♫/
②マイコン式
炊飯器の底にヒーターが付いているタイプのものをマイコン式と呼びます。
昔からあるタイプの炊飯器で釜の底を加熱して全体に熱を伝えていく炊飯器です。
火力が弱い、3合以上のお米を炊くときはムラがでやすいというデメリットがあります。
炊飯器自体の価格や電気代を抑えたいという人にとっては有力な選択肢の一つになります。
③IH式
IH式の特徴は、内釜の全体が均等に過熱されムラがなく炊き上げることができるのが特徴です。強い火力でお米の1粒1粒に熱が伝わります。
炊くご飯の量が多くてもおいしく炊けるという点がマイコン式と差がでるところではありますね。保温機能もすぐれており、ご飯を美味しく保存できます。
炊いてから少し時間がたってしまったご主人の夕食を出すときでも安心です。
IH式は比較的モデル数も多いので色々な状況に合わせて自分の好きなモデルを選べるというよさもあります。
④ガス式
ガス式の炊飯器はガスを燃やすことで熱を作り出しお米を炊く炊飯器です。
直火の高火力で一気に炊き上げることができるので炊飯時間が短くなるという特徴があります。
昔は多く流通していたモデルがガス式なのですが、近年は数が少なくなっており選択肢が限られてしまっているというのが気になってしまうところですね。
ガス式の炊飯器はガス栓につなぐ必要があるので設置する場所が限定されてしまうところも気になるデメリットと言えるでしょうか。
というわけでまずは4種類の加熱方式があるので、家電量販店やネットで炊飯器を購入する際には、必ずどの加熱方式の炊飯器なのかということを確認することをおススメします。
4種類もあると結局迷ってしまう人も多いと思うので、個人的な好みですが僕は圧倒的に加圧IH式をおすすめします。
特に発芽玄米を炊く前提で選ぶとすると、「加圧IH式」の一択かなと思いますね。
②発芽玄米が炊く機能がある炊飯器を選ぶ
例え、加圧IH式を選んでもその炊飯器自体が発芽玄米をたく機能もしっかり備わっているかという点も確認しておく必要があります。
購入前に、発芽玄米専用ボタンとか発芽玄米のモードみたいな仕様があるのか確認してほしいですね。
普通の炊飯器だと発芽玄米が炊けないということではありませんが、やはり専用構造をしているだけで発芽玄米の炊きあがりが随分違ってきてしまいます。
購入する前に、「発芽玄米を炊けますよ!」みたいな部分があるのかどうなのかチェックしてみてください。
③発芽玄米のモード選択のバリエーションが広い
発芽玄米を炊く炊飯器には玄米モードのスイッチや機能がありますが、この玄米モードの種類が多くあり例えば、「発芽コース」、「もちもち玄米モード」や「玄米おかゆモード」のような玄米に特化した機能が複数ついているモデルを選ぶことをおすすめしています。
炊きあがりの状態をその時の気分で選べたり体の状態に合わせて選択できるというのは機能としてはあったほうがいいと言えます。
④浸水時間と炊飯時間の違いを確認する
発芽玄米を美味しく食べようと思ったら玄米を水に浸ける工程が必要になります。
玄米に水を吸わせる過程に時間がかかってしまうというのは、玄米を食べるうえで一つの手間になってしまいます。
だから浸水時間が短縮できるような工夫をしている炊飯器を選ぶといいです。
炊飯時間も同じくそうです。
美味しく炊き上がるには時間がかかるといってもあまりにも時間がかかりすぎてしまうような炊飯器では実用性が高いとは言えません。
短い時間でも美味しく炊けるような工夫をしている炊飯器があるので、浸水に必要な時間や炊飯に必要な時間は事前にちゃんと確認する必要があります。
後はデザインや炊飯器の大きさ、消費電力など一つの日常使いする「家電」の1つとして気になるところはあると思うのですが、まずは発芽玄米に特化した機能を持つ炊飯器を持つことをおすすめしたいところです。
おすすめの発芽玄米がおいしく炊ける炊飯器【3選】
発芽玄米が炊ける炊飯器はこれまで紹介してきた上記の4つの条件全てを満たす必要はありません。
もちろんすべて満たしているにこしたことはないかもしれませんが、発芽玄米のことだけに特化した機能以外の要素も考えなくてはいけないからです。
あなたがどの要素を重要視するのかで変わってきます。
見た目とか重さ、大きさ、容量、価格などはご自宅の環境やご自身の状況に合わせて確認しておきたいですね。
今回は2021年、発芽玄米を炊ける色々な炊飯器の中から3つの炊飯器に注目してみました。
【おすすめの発芽玄米が炊ける炊飯器3選】
❶ CUCKOO(クック)のツインプレッシャーIH (CRP-JHT0605FS)
❷ AnabasのARM₋500
❸ Premium NEW 圧力名人 FD064シリーズ
簡単ですがそれぞれの3つの違いを確認してみてください。
❶ CUCKOOのツインプレッシャーIH (CRP-JHT0605FS)
CUCKOO(クック)さんはパナソニックとも技術提携している韓国の有名な炊飯器メーカーです。
玄米を炊くことに特化しており自宅で美味しい発芽玄米を炊くことができます。
特徴は超高圧と無圧の炊飯モードを選べるツインプレッシャーという点。
高圧で玄米を無圧で白米をといったように使い分けができ玄米は高圧によってとても柔らかく炊くことができます。
腐敗させることなく長時間の保温熟成もできるので発芽玄米もメイラード反応(糖化現象)が進み甘みとうま味が増します。デザインにも高級感が漂います。
14通りのお好み炊き分けも可能です。
【スペック情報】
サイズ:幅269mm 奥行392mm 高さ268mm
重さ:6.8㎏
最大炊飯量:6合炊き(玄米4合)
炊飯方式:圧力IH式
浸水時間:浸水から炊飯まで約7時間後には食べられます。
保証:3年保証付き
公式ホームページで確認してみる
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❷ Anabas(アナバス)のARM₋500
ボタン一つで玄米を発芽させてくれるので、炊飯器に玄米と水を入れればすべて炊飯器が勝手にやってくれます。面倒な水の交換も必要ありません。
さらに白米に近い食感の「もちもち炊き」や玄米の食感を楽しみたい「プチプチ炊き」のコースが選べます。
・サイズ:幅250mm 奥行350mm 高さ21mm
・重さ:約3.4㎏
・コードの長さ:約1m
・最大炊飯量1.0ℓ (5.5合)
・発芽玄米の炊飯時間:約90分
・白米の炊飯時間:約55分
❸ Premiam New圧力名人FD064シリーズ (2021年最新版)
プロも認める美味しさで高センサーパネルのボタンを触れるだけで一つで発芽から炊飯までできるのは当たり前
硬い玄米でも1.8気圧という高圧力と118℃の高温で芯まで柔らかくおいしく炊き上げます。さらに壺型内釜でムラのない炊き上がり。
・サイズ:幅270mm 奥行375mm 高さ280mm
・重さ:5.8㎏
・最大炊飯量:1.08L(6人前の6合炊き) 発芽酵素玄米は4合
・炊飯方式:マイコン式で電磁波をカットしています。
・電源コードの長さ:1.5m
・保証:3年間(故意の故障でない場合に限る)
ぜひ上記の3つの炊飯器を比較して自分に合ったものを選んでみてください。
発芽玄米 炊飯器 まとめ
発芽玄米を美味しく食べるには「炊飯器」が重要です。
4つの条件を少し頭に入れながらどの炊飯器を使うのかを選ぶとあなたの好みに合った発芽玄米ライフを始められると思います。
今回ご紹介したどの炊飯器はどれを選んでも良いものばかりですが、自分の好みや予算に合わせた炊飯器を選ぶようにするとよいと思います。
毎日使うものですからこだわりを持って炊飯器を選ぶと良いですね。
ぜひ発芽玄米生活を始める前に「炊飯器」についても考えてみてください。
玄米を炊くための水や雑穀米などの知識はこちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:【健康な人をマネしよう】水の選び方・飲み方を解説【シリカに注目】
関連記事:【小麦アレルギーなし】雑穀米ダイエットはグルテンフリーを選ぼう!
今日はここまでになります。
ではまたニャ~=^_^=
炊飯器を選ぶときに抑えておくといいポイントがあれば教えてください。