こんにちは、元理学療法士で現整体師のニャンちゅうです!
今回は、「筋トレ後のプロテインをオススメしないヤバい理由とは?」という内容です。
2020年の最近では、空前の筋トレブームで男性だけではなく女性でもかなり多くの人が筋トレをしているように思います。(女性は特にお尻トレーニング系)そこでかなり多くの人が筋トレ後にプロテインを飲んでいるのではないでしょうか?
実はこのプロテインの摂取が原因であなたの健康を害していたらどうでしょうか?
そこで今回は整体師の私がプロテインを飲むことをオススメしない最大のヤバい理由について解説していきたいと思います。ぜひ健康のためにプロテインを毎日飲んでいるという人は最後までご覧ください。
それでは早速、プロテインの裏側に迫って行きましょう!
プロテインをオススメしないヤバい理由とは?
私がプロテインをオススメしない最大のヤバい理由とは、プロテインを飲み続けることで慢性的な腎臓病になる可能性が高いという事です。
初耳という方も多いかと思うのですが事実です。
プロテインを飲み続けている人はまずはとにかく腎臓の状態を調べてみて下さい。
多くの筋トレ経験者に聞いてみると以下のような理由でプロテインを飲んでいる事が分かったのですが、このブログを見ているプロテインを飲んでいるあなたも以下に挙げた理由に当てはまるでしょうか?
・美容・健康
・栄養補給
・筋肉をつけたい
・見た目を良くしたい
・時間がないから効率よく摂取したい etc
上記のように健康や美容と言う観点でプロテインを飲んでいる人が多いかと思います。
しかし実際は違います。
プロテインは良い面ばかり見られがちですが、プロテインによるタンパク質の過剰摂取は、過剰なタンパク質摂取となり体がタンパク質を分解する過程で腎臓および肝臓に負担をかけてしまうのです。
その結果、継続的な内臓疲労を引き起こしてしまい慢性的な腎臓病になることが分かっています。
健康や美容のために飲んでいたプロテインが重大な病気を引き起こしたり、結果的に美容の観点で見てもマイナスの作用があるという事をまず知っておく必要がありますね!
タンパク質は足りなくなることはない!
タンパク質は体を作っていく際に必須の栄養素ですが、プロテインを摂らなくても普通の食事でタンパク質を補うだけで十分必要な量を摂ることができます。
ちまたではタンパク質を摂らないと「筋肉が落ちてしまう」とか、「筋肉はつかない」と思われがちですが実は、まったくそうではありません。
基本的にあなたの体には食べたタンパク質がプール(溜め込む)されていくメカニズムがあり、筋肉や血液中にアミノ酸として貯蓄され常に一定を保っています。
だからタンパク質が足りないと心配する必要もなく、どちらかと言うとタンパク質のとりすぎに注意が必要なのです。
そのタンパク質のとりすぎを助長してしまうのが今回のテーマであるプロテインなのです。
過剰に摂取したタンパク質は全て分解されて腎臓でろ過し、尿として体の外に出されるのです。
このようにタンパク質の過剰摂取は腎臓に大きな負担をかけることになりその状態が続けば、CKDと呼ばれる慢性腎臓病となってしまうのです。
CKDとは?
慢性の腎臓病のこと。数か月または数年にわたって腎機能が徐々に低下する腎疾患の一種。
CKDの原因としては糖尿病、高血圧、加齢(老化)、糸球体腎炎などがある。
プロテインをオススメする人に悪気はない? 【多分ですが・・・ないと信じてます】
プロテインをオススメする人たちにはやはり運動を指導する立場のトレーナーやインストラクターなどが多いですが、多くの場合悪気があるわけではありません。
体に害のあるものを意図的にオススメしているのであれば、問題なのですが基本的には筋肉をつけたいとか、健康になりたい、きれいになりたいという人たちのニーズ(希望)を叶えるための手段としてあくまで善意でプロテインをオススメしてしまっているという事なのです。
ここではトレーナーやインストラクターが悪いと言っているわけではなく、しかし言われたことを何の疑いもなく行ってしまうことは非常に危険な事です。
一般の人でも知識としてもっておくだけでオススメされたプロテインを飲むことを自分で判断することが可能になるのが重要な事だと思っています。
プロテインの裏も表も分からずに良いと言われた通りにプロテインを飲み続けるというのは健康や美容を目的にしているあなたにとっては非常にもったいない話ですよね。
【人は悪意のない人が本気でオススメするものは何も疑う事なく信じてしまう】
という傾向があります。
悪気がないからこそ逆に怖いですよね。
多くの情報が流れている世の中ですが健康的に筋肉をつけてきれいになりたい人は、プロテインに頼らずに美味しい食事からとるように心がけることをオススメします。
プロテインの影響を見る時のオススメ指標とは? 【健康診断で分かる】
プロテインの過剰摂取による腎臓の状態を確認するときに、見るべきオススメの指標(数値)は、以下の3つです。
以下の値は健康診断で把握する事ができます。
①尿アルブミン値(尿検査で分かる)
②血清クレアチニン値(血液検査で分かる)
③糸球体濾過量(GFR)
いやいや良くわかりません!聞いたことない!って感じだと思うのですが、簡単に解説しますのでご安心を!
①尿検査による「尿アルブミン値」です。
個人的には最も気にしてほしい数値ですね。
一般的な健康診断などで参考にするのであれば、尿検査で分かるこの尿アルブミン値の数値を見ることが大切です。
この尿アルブミン値の正常の基準は0~18.0程度です。プロテインを飲んでいる人は尿アルブミン値が上昇していき18.0の基準値を超えてしまいます。
尿にタンパク質や血液が漏れ出ていないかを検査するものが尿検査です。漏れ出ていたりすると尿中に数値としてでてきます。
②血液検査で分かるのが、「血清クレアチニン値」です。
クレアチニンは腎臓の糸球体でろ過され、尿中に排出されるのですが血液中のクレアチニン値が高いという事は、腎臓機能が障害されて上手く尿中にクレアチニンが排出されていないことを示しています。
血清クレアチニン値に異常が出た時には、腎機能がすでに悪くなっている可能性が高いので①で解説した尿アルブミン値の方がみるべき項目として重要であるという事が言えます。
③糸球体濾過量(GFR)
ちょっと言葉が難しいですが、腎臓にどのくらい老廃物を尿へ排出する機能があるか?というものです。
数値が低いと腎臓の働きが悪いという事。
腎機能が障害されているかを判別するためにどうしてもプロテインを飲みたいという人は病院で糸球体濾過量(GFR)を病院で測ってもらうことをオススメします。
次にプロテインの過剰摂取の危険性が理解できたところで、以下ではプロテイン以外のタンパク質豊富なオススメ食材を紹介していきますね。
プロテインをやめて食事でタンパク質を摂るのがオススメです!
プロテインを飲まなくても食事で普通に摂れるので絶対に食事で摂ることをオススメします!
成人の男性・女性が一日にとるべきと推奨しているタンパク質の量は以下の通りです。
女性:1日に50グラム
だいたい体重1kgに対して0.8g~1g程度取れれば十分なのです。
子供や妊娠中の女性では多少ですが、多めにタンパク質を摂る事をオススメしますが、基本的には過度にタンパク質を摂りすぎないように注意した方がいいのです。
しかし、実際にタンパク質を食事でとる際にここまで数字を細かく気にすることは実はありません。
手間がかかりすぎます^_^;
1.肉類・卵
2.乳製品
3.魚介類
4.木の実・種類
5.大豆製品・豆類
1~3は動物性タンパク質、4,5は植物性タンパク質です。
オススメは植物性タンパク質を中心にとることですね。特にナッツ類、豆類などはプロテインより簡単に取れますしオススメですね。
ちなみに肉のタンパク質含有量はグラムに対して約1/4程度です。
例えば100gの肉を食べれば、タンパク質は25g程度含まれているという事ですね。
「100g全てタンパク質のはずぅ!!!」と結構勘違いしている人も多いので「ささみとか赤身の肉ばっかり食べます」って人は参考にしてみて下さい!
まとめ
プロテインによる体への影響を少しでも理解できたでしょうか?
今回の記事の内容をまとめますね
・タンパク質は体に貯蓄されているので足りなくなる事はない。
・プロテインをオススメする人に悪気はない。
・腎臓の状態で見るべき指標は「尿アルブミン値」を見よ。
・タンパク質は食事でとるのがオススメ。
上記の内容を頭にいれて、それでもプロテインを飲みたい人は飲んで下さい。
何も知らずにオススメされたプロテイン飲み続けている事自体が一番の問題ですからね!
知ってるけど飲みますって人はもちろん自由ですし自己責任です!笑
でもやっぱり健康的に筋トレができると良いですよね♪ あなたの筋トレを応援しています!
って事で今日はここまでです!
また別の記事でお会いしましょう!!!
またニャ~!!=^_^=