【保存版】腰痛をひき起こす筋肉はこの5つ【プロ整体師が選ぶ】

整体

 

腰痛で悩む男性
腰痛の原因って筋肉なのか?

それならどんな筋肉が腰痛の原因になりやすいんだ?

筋肉が原因で起こる腰痛について治し方まで教えてくれ

 

今日はこんな疑問に答えていきます。

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本記事の内容

  • 筋肉が原因になる腰痛を解説する
  • 腰痛をひき起こす筋肉は5つある
プロ整体師
自己紹介だけさせて下さい(^_^)/

腰痛専門でプロ整体師のニャンちゅうです。

この記事を書いている僕は、元理学療法士で現役の整体師です。(腰痛専門5年目です)

これまで計3万人以上の腰痛患者さんを施術した経験があるので、割と参考になるかなと思います。

 

腰痛を改善したいなら筋肉の状態をみることはもはや「必須」です。

腹筋や背筋など腰周りの筋肉を鍛えても、電気を流しても、注射や薬を飲んでも治らないと悩んでいる方はどの筋肉に対して何をするべきなのかを間違えている可能性が高いです。

【2021年】腰痛のプロが厳選!今すぐ使うべきおすすめ腰痛グッズ【9選】

 

腰痛に悩むあなたが本当に根本から腰痛を改善していけるように、

今回は腰痛になりやすい筋肉について筋肉を知らないあなたでも分かるように解説していきます。

 

※この記事は5分で読めます。

 

腰痛の原因は筋肉なの? 【答えはYES】

 

まずは体の構造を簡単に理解すると納得できるんじゃないかなと思うので以下をご覧ください。

 

その前に、筋肉が腰痛に関係があるのかと聞かれたら先に答えを言うと【YES】です。

筋肉が原因で腰痛になっている人はものすごく多いです。

 

でもそもそも筋肉が原因で腰痛になるというイメージが湧かない人の方が多いと思うんですよね!

 

まずは体がどんなもの(組織)できているのかを知りましょう! ざっと以下の通りです。

 

体の構成要素
筋肉←400個以上ある(骨格筋)

←200個以上ある(正確には206個)

・靭帯

・腱

・皮膚

・脂肪

・軟部組織

・内臓

 

プロ整体師
なんとなく体は色々な組織で成り立っているという程度の理解でいいと思います。

 

そもそも体の構成として筋肉や骨の割合が非常に多いという構造をしています。

ということは原因にもなる可能性も非常に高いということが理解できますね。

 

プロ整体師
筋肉の数が多いのでもちろん腰痛の原因になります。

考え方はすごくシンプルです。

 

筋肉が縮み続けているのが問題

 

筋肉は使って(普通に生活して)いれば、縮みます。

しかし使った後は元の長さに戻るのが通常の筋肉です。要するに正常の筋肉であれば本来は伸び縮みがしっかりとできています。

痛みが起きてしまう筋肉というのは縮み続けており(専門的には短縮という)、元の長さに戻らなくなっているという状態になります。

短縮し続けている筋肉には、硬結という状態が形成され、筋肉や関節の動きを低下させてしまうとともに痛みを生じるということになります。

 

では特に使う頻度が多く、腰痛になる可能性が高い筋肉を5つ紹介します!

 

 

腰痛をひき起こす筋肉は5つ 【5個/400個を厳選した】

 

今回は腰痛をひき起こしやすい筋肉を400個の骨格筋の中から5つに絞って解説していきます。

他にも関係する筋肉はありますが、特に関係が強い筋肉ということを踏まえて読んでみてください。

 

以下の5つの筋肉です。

腰痛になりやすい5つの筋肉
①大腰筋(だいようきん)

②大殿筋(だいでんきん)

③大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)

④大腿四頭筋(だいたいしとうきん)

⑤広背筋(こうはいきん)

 

詳しく解説しますね。

 

①大腰筋(腸腰筋)

 

どこの筋肉?➡ お腹の奥にある筋肉

どんな筋肉?➡ 股関節を曲げたり、体を前に倒すときに使う筋肉

自分で触れる?➡ 練習しないと触れません。

なんで硬くなるの?➡ 座りすぎ、前傾姿勢になりすぎ

 

プロ整体師
個人的には大腰筋(腸骨筋と合せて腸腰筋とも言われます)は腰痛の原因NO.1です!

 

大腰筋は腰痛の原因としては鉄板なんですが、一般的にはほとんどの人が知りません!

 

②大殿筋

 

どこの筋肉?➡ お尻の一番大きい筋肉

どんな筋肉?➡ 股関節を後ろに引く筋肉

自分で触れる?➡ 表面の筋肉なので誰でも触れます。

なんで硬くなる?➡ 座っている時間が長かったり、立ちっぱなしの姿勢が多くなると硬くなる可能性が高いです。

 

プロ整体師
大殿筋は足の土台になるような筋肉なので、負担が集中します。

腰じゃない?!10年以上の腰痛は【おしりが原因】である事が多い件について

 

“大殿筋を制すものは腰痛を制す“といっても過言ではないです。

 

③大腿筋膜張筋

 

どこの筋肉?➡ 骨盤の横についている筋肉

どんな筋肉?➡ 太くて短い筋肉で、体の左右動揺をコントロールしている筋肉です。

自分で触れる?➡ 自分で触れますが、慣れないと分かりにくいかもしれません。

なんで硬くなる?➡ 座っている時間が長いことが影響します。

 

プロ整体師
個人的には特にぎっくり腰の原因になりやすい筋肉だと感じています。

年3回以上繰り返す人必見! ぎっくり腰の意外すぎる本当の原因とは?

 

腰痛では見逃せない筋肉の1つです。

太くて短いのでストレッチをかけにくいという点が腰痛を改善するうえでネックになることがあります。

 

④大腿四頭筋

 

どこの筋肉?➡ 太ももの前につく大きな筋肉です。4つの筋肉の総称です。(外側広筋、内側広筋、中間広筋、大腿直筋)

どんな筋肉?➡ 膝を伸ばしたり、股関節を曲げる、体を前に倒すときなどに主に使う筋肉です。

自分で触れる?➡ 誰でも触れますが、大腿四頭筋の1つずつを分けて触るのは慣れが必要です。

なんで硬くなるの?➡ 前のめりの姿勢や、膝を伸ばす姿勢で硬くなりやすいです。

 

プロ整体師
太ももの大きな筋肉なので、使用頻度はかなり高いです。その分、生活の中で硬くなりやすいと言えます。スクワットなどで筋肉が硬くなるので、腰痛を治そうとスクワットを頑張っている人は注意が必要です。

 

 

⑤広背筋

 

どこの筋肉?➡ 背中の大きな筋肉です。

どんな筋肉?➡ 腕を後ろに引いたり、体を後ろに起こすときに働く筋肉。

自分で触れる?➡ 脇のところで触れますが、触りにくいと思います。背中のところももちろん触れないことはありません。

なんで硬くなるの?➡ 猫背が主に硬くなる原因です。

 

プロ整体師
脇から腰まで広範囲についている筋肉なので、腰痛の原因になりやすいです。

 

猫背の人は広背筋がとても硬いです!


腰痛の原因になる筋肉の3つの共通点は?

 

実は今回解説した5つの筋肉には腰痛に関わる共通点があります。

 

1.筋肉が大きい&強い

2.骨盤の前傾に関与(反り腰になる)

3.腰の筋肉ではない

 

1.筋肉が大きい&強い

 

大きい筋肉であればあるほど、使う頻度は多く、また筋肉自体の力もとても強いです。

筋肉が縮んでしまえば、もちろん縮む力もかなり強いということです。

 

プロ整体師
文字の中に「大」という漢字が入っている筋肉と覚えると覚えやすいかもしれませんね!

 

2.骨盤の前傾に関与(反り腰になる)

 

①~⑤の筋肉は筋肉が縮むと骨盤を前傾(前に傾ける)させてしまう力があります。

元から少し前に傾いているのですが、この前傾が過度になると反り腰の原因になってしまい腰痛をひき起こします。

 

プロ整体師
体の前についているような筋肉が多いので硬くなると筋肉の力で骨盤を前に傾けてしまいます。ちょっとイメージがわきにくい人もいるかと思います。すいません…。

 

「骨盤が前に傾く筋肉」と覚えてください。

腰痛の原因は反り腰のせい!? 反り腰の原因と解消法のまとめ

 

3.腰の筋肉ではない

 

結構大事なポイントです。

①~⑤の筋肉は腰の筋肉ではない」ということが重要です。腰痛は腰の筋肉が原因だと思っている人が多いですが違います。

紹介した5つの足や骨盤の筋肉が固まり、腰を引っ張っているという状態が腰痛の正体です。

 

プロ整体師
腰痛は単なる結果にすぎないのです。腰に湿布を貼っていても「無駄」ということですね!



【まとめ】

 

最後に腰痛を引き起こす筋肉で大事なことをもう一度まとめます。

 

その1:筋肉は腰痛の原因になる(ほとんどの腰痛は筋肉が原因)

理由は人体構造的にも数が多いから原因になる可能性も高くなる。

 

その2:腰痛を引き起こす筋肉は5つ

1.大腰筋(お腹)

2.大殿筋(お尻)

3.大腿筋膜張筋(太もも横)

4.大腿四頭筋(太もも前)

5.広背筋(背中)

 

その3:腰痛の原因になる筋肉の共通点は3つ

1.筋肉が大きい&強い

2.骨盤の前傾に関与する(反り腰になる)

3.腰の筋肉ではない

 

プロ整体師
大事なことは、腰痛と筋肉にはどれだけ大きな関係があるのかを少しでも理解すること

 

腰痛をひき起こしている筋肉はある程度限られています。決して1つの筋肉が原因というわけではありませんので、複数の筋肉を見ることが必要です。

 

あなたが腰痛になってしまった場合、今回紹介した筋肉を中心にまずは見るようにしていくことをおすすめします。

 

腰痛を的確にとらえられるようになることが改善への近道です

 

ぜひ参考にしてみてください!

 

今日はここまで。

ではまたニャ~=^_^=

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